円空展・その2
ありがたいです。
これがあると
記憶に残りやすいのです。
今回
チラシにかなり写真があるのも
ありがたいです。
まだの方は手に入れられることを
オススメします!
音声ガイドは
昨日も書きましたが
井浦新さんと
小川もこさん
井浦さんの情感を抑えた
しっとりした語り口と
明瞭で落ち着いた
小川さんの説明が聞きやすく
こちらもオススメです。
円空の詠んだ歌も紹介されるので
何度も聴いてしまいましたf^_^;
なお
前後しますが
上野駅構内のチケットショップでは
円空展の取り扱いがないので
事前に購入されておくと良いかと思います。
先々週の平日午前に行った友人は、
博物館入口の窓口で
結構並んだと言っていました。
今回、わたしの「この一点」
は、ポスターにもなっている
両面宿儺坐像(千光寺)
日本書紀では
頭が二つ、手が四本あり、大きな弓矢を持つ化物として書かれている宿儺(読み方:すくな)を
千光寺では救世観音として祀っているそうです。
恐らくは、大和政権に抵抗した土着の豪族か誰かを表しているのだろうと言われています。
円空の宿儺像では
弓ではなく斧を持つことで
力強さと威厳を示し、飛騨の民の守り神らしさが際立っています。
右横の顔は
後頭部にあるとされた二つ目の顔だそうです。
光背に溶け込んでいますが
ちゃんと手も四本ありますので
確認してみて下さいね(^^)
こちらは音声ガイド8番にあり
暗い壁の前に
浮かびたつように配置されています。
じっと見つめていると
「『見る』と言うことに、謙虚になりなさい。」
「生きて出会う一つ一つに、心を込めなさい」
そんな言葉が浮かんで来て
思わず頭を下げました。
(222日目)