トスカーナと近代絵画 第4章
20世紀の画家たち
イタリア絵画の立役者たちとその傾向
14作品
フォービスムっぽい
デ・ピシスの「グァスコーニャの風景」や
茶色の壺が印象的な
カルロ・カッラの「静物」
ジョアン・ミロを思わせる
コッラード・カーリの「天底」
など、
圧倒的な伝統に囲まれながら
現代における美を追求した
イタリアの流れを感じ取れます。
しかし
何と言っても
この人の右に出る人はいませんね。
デ・キリコ
「南イタリアの歌」
ルノアールに傾倒していた頃の
1930年頃の作品。
柔らかいタッチが
ルノアールのそれと重なります。
以上でトスカーナと近代絵画の
レポートを終わります。
今回、健康上の問題で
会場配置図が作成出来ず
残念ですm(_ _)m
しかし、こうして反芻すると
ルネサンスがありながら
マッキアを生み出した
イタリアの深さをしみじみ感じます。
知識の浅さが不甲斐ないのですが
フランスの印象派とはまた違う
激動の時代の中で
フランスよりも強い光を
個個に、精神的に捉えた
トスカーナの絵画に
また会いに行きたく
なってしまいました。
この展覧会は
このあと2箇所に巡回します!
群馬県立近代美術館 2014.1/18〜3/23
鳥取県立博物館 2014.4/15〜5/27
そこでは
新たに10点
が展示に加わるようです。
絵葉書だけは新宿でも
販売しておりまして
観てない作品の物は買わない主義
なのに、ついうっかり買って
しまいました。。。
ジュゼッペ・アッバーティ
「田舎の道(村)」
本物を観に
来年、巡回先に行くっていうのはどうでしょう?
早春の群馬? 温泉ついでに。
G.Wに鳥取? 砂丘ついでに。
いいかもしれないです〜〜
もちろん11月10日までに
新宿も○
(434日目)