スイスの人「ホドラー展」1-⑧
「ホドラー展」
スイスの国民的画家。
まとまって紹介された展覧会
を、振り返ります。
<会場図>
数字はカタログの作品番号
緑色はカタログ解説の抜粋
1.光のほうへー初期の風景画
9. プティ・サレーヴ山麓
1890年頃 ヴィンタートゥール、オスカー・ラインハルト美術館アム・シュタットガルテン
タイトルを見なければ、日本の風景かと思ってしまうほど、長閑で鷹揚とした自然の佇まい。山種で観た「火口の水」(山元春挙)を思い出しました。水の照り返しや、画面いっぱいに広がる強い日光が感興をそそります。
10.マロニエの木々
1889年 ジュネーヴ美術・歴史博物館
いかにも「8.小さなプラタナス」を導くような作品。屋根のようにボンヤリした雲。遠景の八分音符のような木々(灌木?)。手前右の水草のリズミカルな葉形。そしてこの絵も真昼間のような強い光が印象的です。
(893日目)
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<開催>
国立西洋美術館
2014年10月7日〜2015年1月12日
兵庫県立美術館
2015年1月24日〜4月5日
○画像は本展カタログより お借りしました。
編集:新藤 淳
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学術協力:スイス芸術学研究所
印刷:大日本印刷
発行:NHK
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