安田講堂大壁画・出光美術館
没後50年ー東洋への愛ー
小杉放菴展
を、見て来ました。
HPはこちら
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html
※番号は、作品リストの番号
※記載なしはすべて出光美術館所蔵
第Ⅰ部 洋画家・未醒のすべて
<第三章>
洋画家としての頂点ー文展入賞〜東京大学大講堂大壁画
帰国後の放菴は、横山大観によって日本美術院の洋画部門のリーダーに迎えられます。大正9年(1920年)に院から脱退して春陽会に加わると、東洋的傾向は益々強まりました。壁画製作にも多く取り組んだ中で、最大の仕事が東京大学大講堂大壁画でした。憧れのシャヴァンヌのソルボンヌ大学壁画を念頭に、放菴の個性が発揮された壁画は大好評を得ます。しかし、この作品を最後に、放菴は麻紙と出会い、本格的に水墨画の世界に入ってゆくことになります。
(参考)
安田講堂壁画(川北倫明編『小杉放菴画集』、日本経済新聞社、1987より転載)
ソルボンヌ大学壁画(Aimée Brown Price,“Pierre Puvis de Chavannes”,Yale University Press,2010より転載)
18.湧泉 1925年
19.羅摩物語 1928年 東京国立近代美術館
20.炎帝神農採薬図 1924年 大阪市立大学医学部附属病院
(953日目)
ご覧くださり、ありがとうございます。あなたの大仕事が大成功しますよ🌟うに
画像は本展カタログよりお借りしました。
「没後50年 小杉放菴 <東洋>への愛」
平成二十七年二月二十一日発行
©Idemitsu Museum of Arts,2015
Printed in Japan