「大彦」コレクション、抜粋
本館
〜8月2日(日)
特別 1,2室 (2階)
呉服商「大彦」小袖コレクション
明治8年(1875年)
東京日本橋橘町に創業した
呉服商「大彦」。
創業者の大黒屋・野口彦兵衛による
小袖コレクション。
後期展示を見ました。
<特別1室>
■「大彦」小袖コレクション
重文・小袖 白練緯地松皮菱竹模様 1領
安土桃山〜江戸時代
伝/徳川家康より鷺流狂言師鷺仁右衛門宗玄拝領
小袖 白綸子地斜縞歌文字模様 江戸.17世紀
■ 御祝儀模様と夜着、産衣ー吉祥模様
産衣 黄麻地紅葉鳥兜模様 江戸.19世紀
打掛 白綸子地松竹梅鶴亀模様 江戸.19世紀
とっても豪華な打掛。縁起の模様に込められた願い。どんな物語が秘められているのでしょう。
<特別2室>
■ 茶屋染、御殿模様、御所模様
帷子 白麻地風景模様 江戸.18世紀
打掛 紅綸子地水仙梅葵菊七宝模様 江戸.19世紀
こちらも総刺繍。お見事。
帷子 浅葱麻地清水風景 江戸.19世紀
■ 友禅染、されど「加賀染」
振袖 白縮緬地梅樹衝立鷹模様 江戸.18世紀
その柄から男衆さんの物と推測されているそうです。個人的に好きな一着。
小袖 白茶縮緬地風景模様 江戸.18世紀
大きな太鼓橋は住吉さんを表しているそう。海に近く、航海の守神であり、和歌の神でもある住吉さんは古くから広く信仰を集め、縁起の良い柄としても人気があったそうです。
(1068日目)
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