オスカー・ニーマイヤー展 感想(2)
東京都現代美術館で
10月12日まで開催中
オスカー・ニーマイヤー展
≪section2≫
パンプーリャ・コンプレックス
ベロオリゾンチ、ブラジル 1943年
ベロオリゾンチ市のパンプーリャ地区
再開発の建築群。
人造湖の周りに
多様な構造の建物が並び
景観に溶け込んでいる。
後のブラジリア計画につながる
ニーマイヤーの出世作
カノアスの邸宅
リオデジャネイロ、ブラジル 1953年
ニーマイヤーの代表作と言われる
リオ郊外の別荘。
緻密な模型と
壁面の美しいパネルが
現地に赴いたような
錯覚を覚えさせます。
自然石をそのまま利用しているのは
珍しいことではないと思いますが
加工したかのように
デザイン的に違和感なく見せているのが
ニーマイヤーの力量でしょうか。
根源的なものとして
また美そのものとして
曲線にこだわっているのが
面白いと思いました。
国連本部ビル
ニューヨーク、アメリカ 1952年
国際コンペにより
ニーマイヤーとコルヴィジェの共同案に決定。
白大理石と緑のガラスで軽やかな造形の
議会棟
上にドームが載り、
重厚で力強い印象の議会場
2つのコントラストの妙
そして
川の景観との調和
(1229日目)
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