暗中模索の出口を捜して、師走迄毎日更新します。→暗中模索の出口を目指して、一日一日を綴っていきます。
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今夜は??ウフィツィ美術館展③

12月14日まで

上野 東京都美術館で開催中

ウフィツィ美術館展



11月28日夜間開館時に
見てきました。

詳しい説明と参考画像は

HP
http://www.uffizi2014.com/index.html

こちらをご覧下さいませ。


作品は全部で75点。

勝手な感想を綴っています〜
第2章からの続きです。

第3章 「マニエラ・モデルナ(新時代様式)」の誕生

マニエラ・モデルナとは、ヴァザーリに拠れば
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの活躍を目の当たりに成長した世代。彼らが優美さと調和を継承しつつ、更なる技術の高みを目指した時代。
ということです。


46.ピエタのキリスト
アンドレア・デル・サルト(本名アンドレア・ダーニョロ) 1525年頃
アカデミア美術館
壁から剥離したフレスコ
e0295455_208635.jpg



49.バッチョ・バンディネッリの肖像
アンドレア・デル・サルトの原画に基づく 16世紀後半
画像の無いのが残念です。本展、いちばんのイケメンでした。(←こんな観点。どうぞお許しを〜(~_~;))
HPにある自画像の隣りにあります。並んでいると一目瞭然。自画像の方が質が高い。なに?イケメンにジェラシー?と思いましたら、原画に基づく後世の制作だったのですね。デル・サルトさん、ごめんなさい。でもそのおかげで技量の高さが認識出来ました。
で、バッチョはハンサムです〜その美貌を引き立てるグレーの服は無地。袖のボタンとか、シンプルだけどステキです。


54.ピエトロ・カルネセッキの肖像
ドメニコ・プリーゴ 1527年

一見スタンダードなポートレイトです。
使っている色が、紫、グレー、グリーン、ブラウン。オトナな配色だと感じました。


55.トビアスと大天使ラファエル
バキアッカ(本名フランチェスコ・ウベルティーニ) 1510年代
アンドレア・デル・サルト≪最後の晩餐≫美術館
先のデル・サルト。個人美術館があったのですね!びつくりしました。
なにやら2人道行の絵。トビアスは魚に襲われるところを大天使ラファエルに助けられます。そしてその魚の内臓で奇跡を起こしました。そのため、トビアスは巡礼の旅の守護神とされたり、薬局関係の(内臓で父親の視力を回復させます)信仰を集めます。
と、キャプションにありました。


58.聖母子と洗礼者ヨハネ
フランチェスコ・デル・ブリナ 1560-70
好き嫌いは別にして。聖母の肌の白さと明るい色彩の衣装のコントラスト。時代は全くかけ離れているのですが、マリー・ローランサンを思い起こしました。

会場からエスカレーターの間には
解説パネルが掛かっています。
フィレンツェのミュージアムマップや
年表など
展覧会の理解に大変役立ちます。


それらを読んだら
エスカレーターで上階へ。


つづく。



(834日目)


勝手な感想を読んで下さり、どうもありがとうございます。あなたに新しい良い出会いがありますように??

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by abby819lucky | 2014-11-30 02:48 | 東京都美術館

今夜は??ウフィツィ美術館展②

12月14日まで

上野 東京都美術館で開催中

ウフィツィ美術館展



11月28日夜間開館時に
見てきました。

詳しい説明と参考画像は

HP
http://www.uffizi2014.com/index.html

こちらをご覧下さいませ。


作品は全部で75点。

勝手な感想を綴っています〜
第1章からの続きです。

次の階、1階へ上がりますと
いよいよ今回の主要作品が
待っています。



数字はキャプションの番号。配置順ではありません。

数字の後が作品名→作家名→制作年→ウフィツィ美術館以外の所蔵先
の順に記します。




第2章 激動のフィレンツェ、美術の黄金期の到来


27.聖母子と洗礼者ヨハネ
サンドロ・ボッティチェリ
1505年頃 パラティーナ美術館
e0295455_1365.jpg

e0295455_13751.jpg

ボッティチェリらしい軽やかな明るさが、画面いっぱいに広がります。特に画面左上の薔薇に惹かれました。
不自然なくらい折り曲げた聖母の姿勢が画面に躍動感を与え、人物の心理をつたえている気がします。


26.パラスとケンタウロス
サンドロ・ボッティチェリ 1480-85年頃
テンペラ

今展覧会の広告媒体に広く使われている絵画。

パラスとはローマ神話でミネルヴァ、知恵の神。
この絵はメディチ家のロレンツォの婚礼の際に描かれたと考えられています。
ケンタウロスは欲望の象徴で
パラスはそれをコントロールしている。
花嫁に貞節を願う贈答品だということです。大きくて神々しい一枚。フィレンツェでは、あの「春」の隣りに飾られているそうです。フライヤーも大きくてインパクト大。食器棚の目隠しに使えます。
e0295455_13954.jpg

でも、パラスの方だけでいいと思うのは、私だけでしょうか。ケンタウロスにもうちょっと、ビリケンさんみたいな愛らしさがあると良いのだけれど。
小さく見える港も美しい。
e0295455_23122550.jpg


パラスの背中も覆う、うねる長い髪と
メディチ家の紋章を表す衣服のリングの模様が
威圧感さえ感じさせて素敵です。
e0295455_23122311.jpg

けれどもパラスは幸せそうには見えません。衣服にまで連なるオリーブの枝は
キリストの茨の冠にも見えるし、
手や腰にまで及んで強い拘束を示すようにも思えます。(←永遠の愛とか考えない夢を無くしたオトナ〜ヤダヤダ)

当時、莫大な財力を有しながらも政治的には決して盤石ではなかったメディチ家に嫁すことは相当な覚悟が要った、と感じるのは女性目線の感傷でしょうか。


28.東方三博士の礼拝
サンドロ・ボッティチェリ 18世紀に補筆あり 1490-1505年もしくは1500年頃
テンペラ
e0295455_131067.jpg

この絵が描かれた16世紀初頭前後、サヴォナローラという日蓮みたいな(←乱暴な例えm(_ _)m)神父が、教会の腐敗を糾弾して旋風を起こします。ボッティチェリもその洗礼を受け、急激に画風を変化させます。従来の優美さは消え、宗教的情熱の溢れたものになりました。
それではた、と思い当たったのが、今年の春にBunkamuraザ・ミュージアムの「ポルディ・ペッツォーリ美術館展」で見たボッティチェリです。「意外」な印象を耳にすることの多い絵画でした。それはまさにこのサヴォナローラの影響を受けての制作だったからではないでしょうか。ちょうど1500年頃の推定です。(参考:4月の拙ブログhttp://chibakkye.exblog.jp/21933149/)

32.ポルキア
フラ・バルトロメオ(バッチョ・デッラ・ポルタ)1490-95年 テンペラ
ラファエロ展でもお目にかかったバルトロメオ。ラファエロに似た柔和な画風に親しみを感じます。題材のポルキアはブルータスの妻。自らもシーザー暗殺に加担し、最後は燃えるコークスを飲んで命を断ちました。そんな烈女には見えないバルトロメオの女性像です。

2章には聖カタリナが多かったですね。
同じフロアに3章が続きます。


(833日目)


お立ち寄り下さりありがとうございます。あなたに思わず仰け反る素晴らしいことがありますよ??うに!

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by abby819lucky | 2014-11-29 02:42 | 東京都美術館

今夜は??ウフィツィ美術館展

12月14日まで

上野 東京都美術館で開催中

ウフィツィ美術館展

を見てきました。

混雑を避けて
金曜の夜間開館に入りました。

でも混んでいました。(ー ー;)
(個人的体感)

詳しい説明と参考画像は

HP
http://www.uffizi2014.com/index.html

に譲り、

onlyフィーリングで(←いつもだよね?)
感想を述べたいと思います。



作品は全部で75点。

作品ごとの展示の間隔といい、

解説キャプションといい、

ほどよく見やすく配置されていて
疲労を感じない展覧会でした◎


一度全部見たあと、
エレベータでLBに戻ったのが
19:20。

夜間開館の入館時刻ギリギリ。
さすがにこの時間は空いていて
気に入った絵を独り占めで
鑑賞できました。

なんて贅沢な❤️
シアワセ〜〜〜??

LB→1F→2F

と、三つのフロアに分けて
展開されています。


私の好きな作品は
ほとんどLBにありました。

数字はキャプションの番号。配置順ではありません。

数字の後が作品名→作家名→制作年→ウフィツィ美術館以外の所蔵先
の順に記します。


第1章 大工房時代のフィレンツェ

02.聖母の幼児キリスト礼拝(中央)
磔刑と聖ヒエロニムス(上部)

サン・ミニアートの画家
(本名ロレンツォ・ディ・ジョヴァンニ・ディ・ノフリ)1480年頃 テンペラ

残念ながら、絵葉書もなく画像をアップ出来ません。
入口を入って割りとすぐに掛かっています。
下部が設置上の理由で消えたようになっています。

この聖母に一目惚れ。

憂いを含んでいるのか?
眠いのか?
どちらにもとれる明るさのある眼差しと

キュッと
小さく上がった口角が
真似したいほど可愛いくて

なんとも魅力的。

衣の色は
ホオズキみたいなオレンジ。

キリストの握りしめた柘榴。

全てが何かの
シアワセの暗示のように
私には伝わりました。


ヒエロニムスは絵の上部、
額の中に装飾のように
小さくあります。



05.毒入りのワインの杯を祝福する
聖ベネディクトゥス

バルトロメオ・ディ・ジョヴァンニ
1485-90年頃 テンペラ
これも画像がありません。
図録を確認しましたが
この微妙な色合いを出すのは難しいみたいです。

聖ベネディクトゥスと
柱を挟んで2人の僧侶。

僧侶たちはオイスターホワイトの僧衣を纏い、静かに佇んでいます。

建物は薄いグレーなのですが

中央の、僧侶たちの間の空間の
薄紅色は
歩道に散り敷いた桜の花びらが
雨に打たれたような

震えるように
美しい花弁色です。


イタリアの明るい日差しのなかにあって
モランディが生まれたのは
こういう絵があるからなのか

勝手な推測をしてみました。


06.湖に落ちたプラキドゥスの救出
バルトロメオ・ディ・ジョヴァンニ
1485-90年頃 テンペラ
湖、といっても浅瀬なのか?
ほとんど水たまり状態からの救出。

プラキドゥスの困った表情と
助け出す天使の無闇に力んだ様子が

水たまりとビミョーなバランスで
思わず笑みのこぼれてしまう絵です。



09.&10.
受胎告知のマリア、大修道院長聖アントニウス
大天使ガブリエル、洗礼者ヨハネ
フィリッポ・リッピ1950-55年頃
テンペラ

細長い絵が四枚、並んでいます。
HPの画像をぜひご参照くださいませ。

フィリッポ・リッピは
ボッティチェリの師匠。
その息子、フィリッピーノ・リッピは
ボッティチェリの弟子になりました。

毎度曖昧な表現になりますが、絵の放つ輝きが他の作品も違う気がします。



11.洗礼者ヨハネと一緒にイエスを跪拝する聖母
ネーリ・ディ・ビッチの工房
1480-90年頃 テンペラ
画面下部のヒナギクでしょうか?白い花がかわいらしいです。

16.哀れみのキリスト(ピエタのキリスト)
ペルジーノ(本名ピエトロ・ヴァンヌッチ) 1497年頃 フィレンツェ貯蓄銀行
カンヴァスに移されたフレスコ
哀しい場面ですが、掠れた感じが素敵な一枚です。

17.悲しみの聖母
ペルジーノ(本名ピエトロ・ヴァンヌッチ) と工房 1500年頃 油彩
小振りな作品。かなりしっかりと丁寧に描きこまれています。ポロポロと瞳から三方向へ流れる涙は真珠のようです。


18.聖母子と二人の聖人
ペルジーノ(本名ピエトロ・ヴァンヌッチ) 1490-1500年 パラティーナ美術館
油彩
同じような題材で代表的な作品がルーヴルにあります。ウフィツィの作品はグッと人物が前面に出て、親しみやすい印象。なんといっても聖母と聖人2人の顔が温かみがあります。ペルジーノらしい。「広末涼子、田中麗奈、家入レオ」みたいでカワイイです。卑近な例で失礼しましたm(_ _)m。

20.聖母子と天使
サンドロ・ボッティチェリ(本名アレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ) 1465年頃 捨て子養育院美術館
テンペラと油彩
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やっとボッティチェリのお目見え。聖母も美しいのですが、丸々としたイエスが愛らしいです。もう少し細かく描いても良かったと思いますが。(巨匠にダメ出し⁈)

22.聖母子、洗礼者ヨハネ、大天使ミカエルとガブリエル
サンドロ・ボッティチェリの周辺
1485年以降 パラティーナ美術館
油彩(トンド)
LBフロアの最後を飾る作品。本当に見事です。虚空を見やるような聖母の表情も素敵ですし、百合などの背景も美しい。その場を立ち去り難くさせる作品です。


23.聖母子(海の聖母)
サンドロ・ボッティチェリに帰属
1475-80年 アカデミア美術館
テンペラ
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帰属とされていますが、根強い弟子「フィリッピーノ・リッピ」説があるそうです。どちらでも構わないのです。それ程大きくないこの作品に、吸い込まれるように魅せられてしまいました。見ていると知らず無心になっていました。副題にある背景の海も素晴らしいです。まるで幼子の受難(を示す柘榴を手にしています)を白昼夢で見てしまったような、途方にくれたような若い聖母の表情に引き込まれます。見る者の祈りと共にある、そんな聖母子像です。


長くなりましたが
これで第1章は終わりです。

エスカレーターで上の階へ


(832日目)

ご覧下さりありがとうございます。あなたにワクワクすることが沢山ありますよ✨うに

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by abby819lucky | 2014-11-28 21:09 | 東京都美術館

アートシーン「デ・クーニング展」

11月2日 放送
NHK教育 『新日曜美術館』

<アートシーン>
のコーナーで

京橋 ブリヂストン美術館
で開催中の

ウィレム・デ・クーニング」展

が取り上げられていました。

語りは伊東アナ。

*-*-*-*-*-*
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戦後アメリカで
抽象表現主義を先導した画家の1人

ウィレム・デ・クーニング
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オランダに生まれ
アメリカへ移住

1953年
デフォルメした女性像で
画壇に衝撃を与えます
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1960年代になると
激しい筆遣いに加えて
女性の肉体を強調する
明るい絵の具で彩るようになります
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新しい時代に相応しい
陽気で開放的な女性たち


具象と抽象の狭間をゆく
絵画様式は
後世に大きな影響をもたらしました
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東京のブリヂストン美術館で
来年1月12日までです。
*-*-*-*-*-*



(831日目)

ご覧くださり、ありがとうございます。あなたに衝撃的な良い事がありますように??

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by abby819lucky | 2014-11-27 01:08 | アートシーン

「夢見るフランス絵画 展」その2

12月14日まで
渋谷の東急
Bunkamura ザ・ミュージアム

で、開催中

夢見るフランス絵画 展
e0295455_17444018.jpg
「宝石をつけたガブリエル」 ピエール=オーギュスト・ルノワール 1908-10年

を、見てきました。


HP、開催概要は
昨日の記事をご参照ください。
http://chibakkye.exblog.jp/22601073/

第3章 エコール・ド・パリの画家たち

34点・・・ユトリロ 11点
ローランサン 4点
モディリアーニ 2点
フジタ 6点
シャガール 4点
キスリング 7点



e0295455_17444290.jpg
雪のモンマルトル界隈
モーリス・ユトリロ 1943年頃
ユトリロは今回一番出品数が多く、従来のイメージとは違う印象を受けました。ユトリロというと湿った空気感を思い起こすのですが、それとは逆の乾いた風景。定規を当てたような直線的な絵など興味深かったです。一番好きなのは「モン・スニ通り」でしょうか。絵葉書のモンマルトルも、遠くに白いサクレ=クールの丸屋根が見えて、、、なぜか安心します。笑。


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キスリング 1935年
キスリングらしい重量感から解放された一枚。この手前にあった「百合」(1947年)やキスリングの中では最後にあった「裸婦」(1941年)の方が画家の特徴が表れています。が、こんなキスリングもステキ、と思いました。もっと好きなのは制作年不詳の「サン=トロペ港」です。キスリングには珍しい風景画。港、と謳っているわりには、海は遠景で手前に丘陵があり、赤い屋根がポイントになって可愛らしいです。

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バラをつけた若い婦人
アメデオ・モディリアーニ 1916年



続くのは藤田嗣治。「北那覇」が印象的。淡雪のようなトレードマークの白色とは全く逆の青い海と黄土色の甍のコントラストが鮮やか。画家が沖縄から受けた感銘が伝わります。

その後はマリー・ローランサン。
ローランサンは晩年になるほど絵に明るさが増すように感じます。展示の中では「花を持つ乙女」(1923-24年)が好きです。グレーを基調にした中に白い肌の少女がピンクの花を一輪持っている。やがて色褪せる哀しみを画家だけが知っているような、やるせなさが心に染みます。



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大きな花束
マルク・シャガール 1978年
締めくくりはシャガールで華やかに!
大きな明るい色彩の作品が並びました。この大きな花束のデフォルメ感。心象を具現化していく、それも私的な記憶を。その作画テーマはデ・キリコに通じるところがあるような気がしました。
しかし、シャガールの方が絵に喜びが満ちていますね。哀しみを孕みながらも生命を賛美しているところが好きです。



以上で「夢見るフランス絵画展」
の感想を終わります。

個人コレクションは
コレクターの個性が表れるものですが、

全体的に
「赤」
がお好きな方のように感じました。

昨年、三菱一号館で見た
クラークコレクション展では
「青」が印象に残ったのと
対照的でした。

よく知っている画家ばかりなのに
見たことのない作品ばかり。

本当に得難い機会をいただいて
深く感謝です。
ありがとうございました??

金曜・土曜は21:00までと
太っ腹なBunkamura. ザ・ミュージアム
ぜひぜひ多くの方に楽しんで頂きたいです〜??



(830日目)


ご訪問ありがとうございます。あなたが稀有なチャンスに恵まれますよ??うに

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by abby819lucky | 2014-11-26 02:14 | Bunkamura 渋谷

驚愕!「夢見るフランス絵画展」

12月14日まで
渋谷の東急
Bunkamura ザ・ミュージアム

で、開催中

夢見るフランス絵画 展
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「宝石をつけたガブリエル ピエール=オーギュスト・ルノワール 1908-10年

を、見てきました。

HPはこちら
http://yumemiru2014.jp

なにが驚愕って、

ほんとに余計な個人的感想なのですが
これが全部!!
日本人のイチ・コレクターの所蔵ってことです。

もう本当にビツクリです。

そんな羨望で前のめりになりつつ
鑑賞しました。

全71点です。


第1章 印象派とその周辺の画家たち
17点・・・セザンヌ 、シスレー 各2点
モネ 4点
ルノワール 7点
ボナール、マルケ 各1点


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イル・ド・フランスの風景
ポール・セザンヌ 1879-80年

昨日の記事のアートシーン冒頭の作品、「大きな松と赤い大地」も素敵ですが、こういう空の開けたセザンヌも好きです。


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四月の森
アルフレッド・シスレー 1885年


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サン=マメスの船着場
アルフレッド・シスレー 1885年

この絵の左に
モネの「小さな積藁」、「エトルタの断崖」が並びます。



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ヴェトゥイユの柳
クロード・モネ 1880年

こういう木立の絵、大好きです。緑のバリエーション。



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睡蓮のある池
クロード・モネ 1919年
モネは睡蓮の絵をたくさん(200点以上とも。)描き、日本でも所蔵している美術館は多いですね。あちこちで目にしたうちでも、これは一眼で好きになりました。あまり大きくないのですが、ハスの花が割としっかり描かれていること。水面に映り込む柳の緑や空の青のコントラストが美しいことがその理由です。あとは絵から受ける輝きですね♪


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アネモネ
ピエール=オーギュスト・ルノワール
制作年不詳の作品。ルノワールにしてはちょっと面白いと思いました。

ルノワールはほかにタンホイザーの舞台など他ではあまり見ない作品が並んでいた気がします。アートシーンに取り上げられていた「ド・ガレア夫人」など背景の孔雀と対をなしてるように見え、花のヘアアクセは牧歌的雰囲気を醸し、なんとなくルノワールの反骨を感じてしまいました。



第2章 革新的で伝統的な画家たち
20点・・・ルオー 6点
ヴラマンク 10点
デュフィ 2点
アンドレ・ドラン 2点

モーリス・ド・ヴラマンクの風景画が連なる中で一点「花と花瓶」(制作年不詳)が目を引きました。「橋のある風景」(1910年頃)も、らしさが伝わって好きです。

続くアンドレ・ドラン。「森の妖精」(1938年頃)が面白い!

その隣からルオーが並びます。
ルオーの絵は見る状況によって
本当に違う。見る者の心理を映し出す怖い絵だと思います。
やや大きめの「聖書風景ー夕」(1953-56年)に惹かれましたが、一番は「ニコデモ」(1940-48年頃)でしょうか。


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ニースのホテルの室内
ラウル・デュフィ 1928年
もう一点の「エッフェル塔」(1923-24年あるいは1930年)はとても大きな作品で黄色が使われた軽やかなタッチです。その横に小ぶりに見えますが、こちらも力作。戸外の青や天井の紫などが引き立て役になり、赤の美しさが際立つ絵です。



つづく。



(829日目)


ご覧くださり、ありがとうございます。あなたが夢を手に入れられますよ??うに

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by abby819lucky | 2014-11-25 01:10 | Bunkamura 渋谷

アートシーン「夢見るフランス絵画」展

11月16日 放送
NHK教育 『新日曜美術館』

<アートシーン>
のコーナーで

渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム
で開催の

夢見るフランス絵画」展

が取り上げられていました。

語りは伊東アナ。

*-*-*-*-*-*

e0295455_23513179.jpg
ポール・セザンヌ
「大きな松と赤い大地(ベルヴュ)」
1885年頃


セザンヌが描いた
故郷、プロヴァンスの風景です

柔らかな緑と
赤い大地

永井荷風は仏蘭西を訪れ

芸術のために、この自然が出来上がっているとしか思えない

と、綴りました


日本人が憧れを抱くフランス
絵画を通して
その魅力を見つめる展覧会です
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夢見るフランス絵画
印象派からエコール・ド・パリへ


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クロード・モネ
「エトルタ、夕日のアヴァル断崖」
1883年


太陽が沈みゆく
幻想的な光景

ノルマンディー地方の海岸は
印象派の画家たちが愛した
光の聖地です


若きモネは
画家として成功する夢を抱きながら

見る度に表情を変える断崖を
描き続けました


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ピエール=オーギュスト・ルノワール「ド・ガレア夫人の肖像」
1912年


ルノワールは
幸福感に満ちた女性たちを
多く描きました

伝統的な構図の肖像画を
印象派の鮮やかな色使いで
仕上げています

豪華に着飾り
王妃のように
堂々とした女性の表情は
気品に満ち溢れています

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マリー・ローランサン
「公園の中の婦人達」
1943年


パリを愛した女流画家
マリー・ローランサンは

淡く、甘い色彩で
夢の世界のパリジェンヌを
描きました

詩的で
憂いをたたえたような
女性像に
多くの日本人が魅了されました


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東京、渋谷の
Bunkamura ザ・ミュージアム
で、12月14日まで

その後
ご覧の会場を巡回します
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<巡回>
2015年
6/27〜8/23 北海道立近代美術館
9/20〜11/23 宇都宮美術館


*-*-*-*-*-*


全て個人コレクションという
羨まし過ぎて卒倒しそうな
作品群です。


明日、感想を書きます。


(828日目)

ご覧くださり、ありがとうございます。あなたに夢??のような出来事がありますよ✨うに
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by abby819lucky | 2014-11-24 01:36 | アートシーン

曼荼羅??ナイト

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壁にも
椅子にも
柱にも


奏でられた音楽が
ワインの熟成樽のように
染み込んで
旨味の層を厚くしていく

幸福感の蓄積


音楽に
心を
旅へと連れ出され

見知らぬ風景に時めき
懐かしさに出会って
言葉を失う


どれも

生きている証し。



今日の出会いに
感謝。


(827日目)


ご覧下さりありがとうございます。あなたにグルーヴィな出来事が山ほどありますよ??うに
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by abby819lucky | 2014-11-23 19:59 | ライブ

太興楼・八重洲

神田で
用事を済ませてから

八重洲へ出ました。


デ・クーニングのことは
また改めて。


ブリヂストンの後は
必ず寄りたくなってしまう
太興楼。

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蒸し鶏
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麻婆茄子
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かにチャーハン

今日はリラックスして
アルコールも少し
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左から右へ
年数の古いものほど
柔らかく芳醇な味わいに。

そして
絶対に外せない
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ジャンボ焼き餃子
このモチモチ感がたまらない〜??
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C八醬も忘れずに
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食べきれない分はお持ち帰り♪♪♪


〆の茉莉花茶
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満腹口福!


あ〜〜シアワセ??
ご馳走さまでした!

(826日目)

ご訪問ありがとうございます。あなたにたくさんの口福を??????

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by abby819lucky | 2014-11-22 19:48 | 食・食

ボージョレ??

今年はボージョレに
最適の年だったと聞きます。


エノテカで購入しました。
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フルーティーなのに
軽過ぎず
しっとりしたコクがあり

とっても美味しかったです??


ボージョレの
フレッシュな味わいは

香り千両の
新茶のようで

若いからこその
魅力がありますね。

あまり深く考えず
素直にその瞬間を
楽しむのも良いもの、です。



(825日目)

ご訪問ありがとうございます。あなたにフレッシュな体験がたくさんありますよ??うに
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by abby819lucky | 2014-11-21 01:16 | 食・食