暗中模索の出口を捜して、師走迄毎日更新します。→暗中模索の出口を目指して、一日一日を綴っていきます。
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ウィスキー&ショコラ講座??その2

大人のためのウィスキー&ショコラ講座
in academyhills
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??????

講座は

第一部 ショコラ

第二部 ウイスキー

第三部 ショコラとウイスキーの
マリアージュ


という構成。

まずは
講師
ショコラコンシェルジュ平田早苗さん((株)ポットラックインターナショナル)
による

<第一部> ??ショコラ??

ショコラのトレンド
BEAN to BAR
について。

○カカオ豆の栽培から、チョコレートの製造まで、一貫して生産することをBEAN to BARという

○アメリカが発祥

○小規模生産で、個性が際立つ
最近は大手メーカーも手掛けているので
規模は様々

○個性の一つに、ザラっとした食感もあり。これはカカオを石臼でひいたもの。不良品や手抜きではない!

○豆の生育状況など、不安定な要素もある。

○ショコラティエによっては、豆は専門家に任せて、品質の安定を大切にする考えもある。どちらが優れているとかではなく、どちらも異なる良い面がある。


さてさて。
知識を得たら
楽しみなテイスティング!

しかし、ここで食いしん坊には
衝撃のお作法のご教授です!(◎_◎;)

<チョコを食す作法>
※平田さんは、楽しく提案してくださっています。<作法>は筆者の脚色です^_^;)

作法・1
これから丹精込めて作られたチョコレートを頂く、という心を整える

作法・2
チョコレートの色艶の鑑賞する

作法・3
チョコレートを半分にカットする

作法・4
断面を鑑賞する
配色や素材を目で味わう

作法・5
香りを楽しむ

作法・6
大きさがあればかじってみて、
その音を鑑賞する

作法・7
口に含む
一気に飲み込まず、
ゆっくりと溶かし
口どけを味わう

作法・8
鼻に抜ける香り、
喉の奥に広がる味わいなど
余韻を楽しむ


どうですか??!!

これだけ
真心こめて味わえば
チョコレートも喜んで
胃に流れ込んでいって
くれるのではないでしょうか。

最初は
ぎこちなく作業的に進めましたが

粒を重ねるごとに
だんだんと

✨チョコレートを味わう楽しさ✨

の虜になりました♡

一粒一粒が
本当に個性豊か!
これは今まで感じたことの無かった
感覚??

逆に
今まで食べてきたチョコレートに
ごめんなさいっっ????

一粒がお高く感じることも
ありましたが
これだけ楽しめば
まったくそんなことはありません

お値段以上の
豊かな時間を過ごせます!

なんだか開眼しましたよ??

シアワセな気分を
5粒分、味わってしまいました〜??


とても気になった情報としては
なんと!
現在、静岡県で
日本初のカカオ豆の栽培が試みられているそうです!

成功したら純国産のチョコレートが誕生します????楽しみですね〜??


それから

山梨の「アルチザンパレドール」では
夏季限定BEAN to ソフトクリーム??
これ!食べたーい????


美味しい講義は
幾らでも聴きたいですね!


もちろん
ウィスキーとのマリアージュも
驚きの体験でした??
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(985日目)

ご訪問ありがとうございます。あなたの美味しい時間が幸せでらありますように✨
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by abby819lucky | 2015-04-30 17:18 | 食・食

ウィスキー&ショコラ講座??

今日は
前から楽しみにしていた

大人のためのウィスキー&ショコラ講座
in academyhills
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??????

参加してきました!

美味しいうえに
とってもためになりました。

5種類のチョコと

5大産地のウィスキーとの
マリアージュ。

マッチングを確認しながら
味わいを楽しみました。


??チョコレートの講義は
ショコラコンシェルジュの
平田早苗さん

トレンドである
Bean to Bar
の説明。

そして

チョコレートの
テイスティングの方法。

もちろん!
実践も。

チョコレートを
意識的に五感で味わうのは
初めての体験だったかもしれません。

とっても興味深かったです。


??ウィスキーの講義は

SUNTORYのサイトウ リカさん
(すみません。お名前が残っていないので、カタカナ表記にしましたm(_ _)m)

SUNTORYは世界で唯一
5大産地のウィスキーが揃う
のだそうです。スゴイ、、、!

ウィスキーの歴史を簡単に。
これ、とっても興味深かったです。

そして産地別の特徴。

ウィスキーって
水も大事ですが
産地の自然環境が
風味に大きく影響するとのこと。

今日になって
もっと「まっさん」を
よく見ておけば良かったと
後悔した私です。

アルコールは弱いのですが
雰囲気が好きなのです。

ウィスキーはやはりその
✨琥珀色✨
に強く惹かれます。


ウィスキーも
チョコレートも

突き詰めれば
自然の恵み??

ちょっぴりホロ酔い気分で
今夜も地球に生きてることに
感謝です。


備忘録っぽく
感想、第二弾を
書けたら良いな〜〜
と、思います??


そうそう
私が特に気に入ったのは

ラフロイグ ❎ トリュフブラン(ヴィタメール)

強いバニラ味と
個性的なラフロイグの香りが
引き立て合って
濃厚な美味しさです❗️

自宅でも試したいです〜〜〜??


(984日目)

ご覧下さり、ありがとうございます。あなたにステキなマリアージュ✨がありますように??
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by abby819lucky | 2015-04-29 22:43 | 食・食

秋野不矩「花と猫」

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秋野不矩 「花と猫」1959年
Commemorating the 100th Anniversary of the Artist's Birth


いいでしょう?

猫の矜恃ってやつが
伝わるよう

それは
描く人の
それかもしれないけれど



小さな生命も
そんな風に描けるのは
画家の生き様によるもの
なのでしょう
きっと


あんな風に生きれたら

願うけれど
大体は憧れだけで終わる

あんな風に確かな足取りで
力強く歩くには
どうしたら

信念と呼べるものを
持てること

持てる理由に
出逢えること



それもみんな
この一秒との
向き合い方に
依るのでしょうか


せめて
理想だけは
掲げ見ること
日に一度


矜恃
って
猫に詰め寄られる
その前に




(982日目)

ご訪問、ありがとうございます。あなたの信念が全うされますよ✨うに
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by abby819lucky | 2015-04-27 21:07 | アート

4月のANGERS

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最近はタイミングが
合わず
足を運べていない
ANGERS

久々にgetした絵葉書は
食事のセッティング

食べ物は
目にすると
お腹が空いてしまうから

ちょっぴり複雑、、、、、、。

でも、美味しそう。

GWは
少し丁寧に
食事をしてみよう。




(981日目)

ご覧下さり、ありがとうございます。あなたに美味しい出会いが沢山ありますよ??うに
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by abby819lucky | 2015-04-26 22:24 | つぶやき

フェルメール?:西美「聖プラクセディス」

現在、西洋美術館(上野)の
常設展に展示中

ヨハネス・フェルメールに帰属
「聖プラクセディス」(1655年)
個人蔵 国立西洋美術館に寄託
画像左側
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右側:フェリーチェ・フィケレッリ「聖プラクセディス」1640年代、フェラーラ、フェルニャーニ・コレクション

左側作品 拡大
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これをどうしても見たかったのです。

多くの方に見て欲しいです。


なぜなら!

この作品
「フェルメールに帰属

なのです。

帰属品を含め
37点しかないフェルメール作品。

真筆なら最も初期の作品となります。

こちらは写真撮影不可
なのですが
解説付きのチラシが
置いてあります。

ざっくり要点を挙げてみます。

<経緯>

○1967年に フェルメール説が浮上

○N.Y、ワシントン・ナショナル・ギャラリーの学芸員でフェルメール専門家(アーサー・ウィーロック)がフェルメール説を補強する論文を発表。

以降、フェルメール帰属とされる。

<フェルメールの記録的事実>

○1643年 デルフトに誕生

画業修業については不明

○1653年 画家組合加入
/結婚 妻はカトリック教徒
(フェルメールはプロテスタント)

(1655年 ← 23歳<聖プラ>を模写?)

○1656年 室内画家に転向
(それまでは歴史画家を志向)


<論拠>

○画面上に、署名と年記を確認

左下 Meer 1655

右下 Meer N Roo
(解読案「Meer Naar Riposo」)

○フェルメールは署名にしばしばMeerを使用

○「Meer Naar Riposo」は
「リポーゾに従うメール(の作)」

*リポーゾはフィケレッリの渾名

つまり「フィケレッリの作品に倣ったフェルメールの作品」と判読できる


○1655年は室内画家転向前

○ただの模写・習作ではない

*十字架が書き加えられている。
→結婚した妻の宗派を表す?

*背景の空の青に、高価なラピスラズリが用いられている。

*典型的な模写は手前から描くが、本作はその手順をふんでいない。(例えば、赤い服の上に、手前の壺を描いている)

○白色の顔料・鉛白の鉛(pb)がフェルメール作品と類似

*鉛白の同位対比がオランダ・フランドル絵画(同時代)の特徴と共通

*フェルメール初期作品「ディアナとニンフたち」(マウリッツハイス美術館)に使われている鉛白の同位対比と極めて類似 → 同じ時に作られた?


<疑問点>
学芸員ウィーロックを除く、多くの研究者はフェルメール作を疑問視

○フェルメールはいつフィケレッリの作品を見たのか?
(フェルメールはイタリアへ行ったことが無い)

○Meer(=フェルメール)の署名の筆跡の信ぴょう性

*真筆作品との筆跡が異なるとの意見あり

*17世紀オランダには、
ヨハネス・フェルメール
ヤン・フェルメール
ファン・デル・メール
などの名前の画家が複数存在した

→イタリアへ留学したユトレヒトのヤン・ファン・デル・メールでは?


○右下の署名「 Meer N Roo」は、判読不可能と判断。

*左下の「Meer 1655」は
書き直されていないことを確認




ということで
これ、といった決め手は
白色の成分のみ
ということになります。

謎は好奇心を掻き立てます。

鉛白の当時の制作方法などについても
全画家を調べないと
はっきりしたことは言えないかもしれません。

しかし
見た印象では
とてつもなく
素晴らしい筆力の持ち主が

とても思いを込めて描いた
ように感じました。

この解説は帰宅後に読みました。

絵画を見た時に
瞬間に
「女性の為に描かれた」
ような気がしたのです。

ですので
「結婚した妻のため」
という説にはビックリしました。

結婚2年目くらいなら
まだアツアツなのか?
どうかは微妙なところ
ですが、、、

画家の
「特定の女性に向けて
自分の画力を見せつける」
アピール(=愛情)を感じたのは

殉教者の首を洗うという
大変な仕事によって
敬虔さの手本となった
聖女がやけに色香漂う美女に
見えたからでしょうか、、、。


それと
この絵を見てすぐに
「牛乳を注ぐ女」
を思い出しました。

海綿から滴る血の描写が
ミルクのそれと似ています。

「牛乳〜」の絵も素晴らしいのですが
なぜだか
注がれるミルクの描写だけが
特異な気がして
引っかかるのです。


そんなところから

この絵は
フェルメール
もしくは同等の筆力をもった画家

の手によると
私は思います。

西美のHPを見ると
にわかにフェルメール作品とは
信じらませんでしたが

実物を見ると違います。
絵から放たれる威力が
すごいです。


西美さんでぜひ

○ × のパネルを作って

フェルメール作品か否か?
鑑賞者の感想の
統計をとってみて頂きたいです♫

皆さんの意見を知りたいで〜す!



(980日目)

読んで下さり、ありがとうございます。あなたにスリリングな楽しみが訪れますよ??うに
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by abby819lucky | 2015-04-25 11:55 | 国立西洋美術館

憩いの「常設展」国立西洋美術館

早くも今年最高の美術展
とも言われる
{{{グエルチーノ展}}}

その熱気を冷ますために
常設展へ。

ここと
竹橋の常設展は

建物を含め
馴染み深い
私には
癒しの場所です🍀


ただし
作品は
どんどん新しく追加されていて

初めまして!
の挨拶も頻繁です。

今回の
初めましては
こちらの2点。

ドメニコ・ブリーゴ
「アレクサンドリアの聖カタリナを装う婦人の肖像」1520年代
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ブリーゴはフィレンツェの画家で、恐らくこの婦人もカタリナという名前。グレーのドレスにワインレッドのサシェがステキ。日本人だと地味になり過ぎる色合わせも、陶器のように白い肌と明るいブラウンの髪のお陰でシックな雰囲気。後ろのダークグリーンのカーテンが効いています。

ファン・バン・デル・アメン
「果物籠と猟鳥のある静物」1621年頃
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バン・デル・アメンはマドリード出身。静物画はスペイン独特の「ボデゴン」の特徴をしっかり踏まえています。

西美へ来ると
静物画にため息。
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それから
可愛らしいこどもたち
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風景画は外せない。
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版画素描室との見比べ、
ドニ
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ヴュイヤール
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先月、出光で見た
小杉放菴も影響を受けたという
ピュシス・ド・シャバンヌ
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カリエールによるエッチング肖像が版画素描室に。

今回は
特別に心惹かれた
サム・フランシス「ホワイト・ペインティング」
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歩き疲れたら
彫刻室で
ブールデルを眺めつつひと休み
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緑の向こうのレストランはいつも満席。


アジアに生まれたのに
こんなに質の高い
西洋美術に触れられる

それだけでも
日本に生まれて感謝なのです✨



(979日目)

ご訪問ありがとうございます。あなたの日常にスペシャルな幸運が潜んでいますよ✨✨
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by abby819lucky | 2015-04-24 06:26 | 国立西洋美術館

掘り出し物「近代フランスのリトグラフとエッチング展」

国立西洋美術館
常設展 版画素描展示室

5月31日まで展示中


世紀末の幻想 ー近代フランスのリトグラフとエッチング」

ふらりと立ち寄りましたら
予想以上に見応えがあり
大変よかったです。

面白いのは
この部屋の版画と
常設展の油絵を
比較して見られるところです。


今年最高との呼び声も高い
グエルチーノ展

その興奮を鎮めがてら
足を運べば

二重にお得感を
味わえます。

もう西洋美術館に感謝❗️

大好きです。

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昨年、「こども展」での油彩画も
印象的だったウジェーヌ・カリエール
(2014.5.30 拙記事)

版画でも「カリエールの霧」は健在。
凄いです。
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ヴェルレーヌの肖像

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シャバンヌの肖像


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新印象派のヤン・トーロップ。

ギョーム・マルタン
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コッタの作品が多かったです。

アルベール・ベナールもなかなか良かったです。
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ドニやヴュイヤールは
常設展の油彩画との見比べが
面白いです。ドニの2点
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ヴュイヤール
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(978日目)

ご覧くださり、ありがとうございます。あなたに美しい時間がありますように✨✨
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by abby819lucky | 2015-04-23 22:11 | 国立西洋美術館

My best「ボッティチェリとルネサンス展」②

6/28(日)まで
Bunkamura ザ・ミュージアム
(東京・渋谷)にて開催中

ボッティチェリと
ルネサンス
〜フィレンツェの富と美
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HPはこちら
http://botticelli2015.jp/spindex.html

中世イタリアを
存分に味わえる展覧会。


今回は私の大好きな絵を
紹介します。


数字は作品リストの番号。
カタログ解説は緑字。


53.「幼子イエスを礼拝すルート聖母」
フランチェスコ・ボッティチーニ
1465-70年頃
フィレンツェ貯蓄金庫財団コレクション
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赤いドレスの袖の膨らみは、15世紀の流行。多種多様な草原の花は後期ゴシックの装飾モチーフを思わせる。画面左側は、画家の好んだ片岩質の地層。右側はフィレンツェにも当てはまる川沿いの鐘楼が林立する城壁都市。留守を守る女性たちは、このような絵を見て、夫や息子の旅の無事と商談の成功を祈った。

一目見てまず、聖母の愛らしさに惹かれました。明るい表情に見えるのは口元がほころんでいるからでしょうか。衣服の金の縁取り、特に右側の草花たち、右手奥の山々に霞んで見えるのは烽台でしょうか。そして左側の水辺の街に至るまで画家の丁寧なが描写が施された珠玉の一品です。


同じ画家の絵がもう一点
展示されています。

36.「大天使ラファエルとトビアス」
F・ボッティチーニ 1485年頃
フィレンツェ文化財特別監督局
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14,15世紀のフィレンツェの商人や銀行家の子弟は10代前半にナポリやジュネーヴ、ロンドンなどの遠隔地へ危険な長旅に出る慣習があった。本作は出立の際の祈祷に家庭用に描かれた類。
魚をもったトビアスが大天使ラファエルに助けられる物語。昨年の都美の「ウフィツィ美術館展」でも、印象深いです。
画面上の紋章から、依頼主はボッティチーニと同じ「大天使ラファエル同心会」所属のアッタヴィアーノ・ドーニと特定出来るそうです。何度会場を巡っても、どうしても引きつけられてしまう左下の男の子。解説によると、アッタヴィアーノの14歳で死んだ息子ラファエルらしいです。腰のバッグは硬貨をいれる財布だそう。左奥の山の形や水辺の風景は53.とそっくりですので、助手の手によるものかもしれません。ラファエルの豪華な赤いブラウス。そして斬新な結び方の二人お揃いの布ベルトがとってもステキです。下の男の子のベルトも高級らしいのですが、革にスタッズ的な?靴と同じ色でシンプルなコーディネートがカワイイ♡あとね、髪型が、子供ラファエルとトビアスとほぼ同じ。ウェーブがかって、先っぽが軽くクリンクリンと外巻きになっていて、こちらもキュート。あれ?なんかファッションチェックみたいになっちゃっいました??


43.「聖母マリアの結婚」
フラ・アンジェリコ 1432-35年
フィレンツェ、サン・マルコ博物
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板にテンペラの横長の絵。もう一つ出品されていた42.「聖母マリアの埋葬」と、共に祭壇画の下に飾られていた。新郎新婦の指輪の交換場面。当時の奢侈禁止令を反映して、マリアの衣服は簡素。ヨゼフの肩を友人が叩いているのは、「独身生活を捨てる」ことを表す民間習慣。フラ・アンジェリコのピンク。ひと目でアンジェリコの作品と分かるこの色が大好きです。ほんとうに夢見るような薔薇色。これを見られただけで、極上の幸せ気分です。


56.「聖母子と二人の天使、洗礼者聖ヨハネ」
サンドロ・ボッティチェリ 1468年頃
フィレンツェ、アカデミア美術館
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ボッティチェリ25歳の作品。ヴェロッキオの影響が濃い。本作は長くフィレンツェの歴史ある施療院が所有していた。この作品を見た瞬間に思い出したのが、昨年の都美の「ウフィツィ美術館展」で観た「海の聖母」。(宜しければ拙記事をご参照下さい。こちら)「海の聖母」は、まだボッティチェリ帰属で、反対意見もあるそうですが、どちらも宗教画にありがちな威圧感のまるでない、柔らかな印象が魅力です。同じアカデミア美術館所属です。イタリアへ行って、同時に見比べてみたい!


16.「商業活動とメディチ家の紋章」
フィリッポ・カランドリ『算術論』より
ボッカルディーノ・イル・ヴェッキオ工房
15世紀末 手稿、羊皮紙 17×12cm
フィレンツェ、リッカルディアーナ図書館
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ロレンツォの息子ジュリアーノの算数の教科書。商家の人間の自覚を促す工夫が施されている。もう可愛くて可愛くて!目が♡。こういうの本、好きなんです。挿絵も細かくて、題字の装飾がカラフル!しかも写真に載っていないのですが、恐らく保護のために後世誂えた装丁がステキです!水色のベルベット?で、栞代わりのベルトが重厚。持って帰りたかったです!

他にもありましたが、
厳選して今回はこれだけ。
ぜひぜひ会場で
体感して欲しい作品です??



(975日目)
ご訪問、ありがとうございます。あなたにステキな✨ハプニング✨がありますように✨⭐️✨

More
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by abby819lucky | 2015-04-20 23:37 | Bunkamura 渋谷

4月のsalvage

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新年度のスタートに

リセットの白

たわんだ茎のように

ひとに優しく

自分に優しく

なれたら、、、



陶器の艶やかな白

葫蘆の硬質な白

花弁のミルキーな白

ちょっぴり異質なものと
混ざり合って

混ざり合いながら
引き立て合って

それぞれの個性が
何かを知る



(974日目)


ご訪問ありがとうございます。あなたに良い出逢いがありますよ??うに






More
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by abby819lucky | 2015-04-19 19:20 | 今月のカレンダー

「ボッティチェリとルネサンス展」感想①

6/28(日)まで
Bunkamura ザ・ミュージアム
(東京・渋谷/東急本店隣)にて
開催中

ボッティチェリと
ルネサンス
〜フィレンツェの富と美

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HPはこちら
http://botticelli2015.jp/spindex.html

中世イタリアを
存分に味わえる展覧会

まさか!
こんなに!
ボッティチェリが
まとまって来日するとは
驚きました。


そして
「富と美」
の副題通り

ルネサンスの美を支えた
??マネー??
についてフォーカス
しているのが興味深いところ!


メディチ家の興亡を
フィレンツェ金融史の一部として
紹介しているのが
面白かったです。

面白くて
ついカタログを
購入してしまいました。
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表題が「Money and Beauty」。ステキです??✨

割と薄めですが、
表紙のレイアウトがカッコイイ!
黒い部分には
ヴィ○ンみたいな押し模様が
入っています。

大判なのに
柔らかくて
ページをめくりやすいです。

解説や資料のページ
クリーム色でざらっとして
(紙の種類を知らなくてすみません)
目に馴染みやすいです。

中表紙っていうのかな?
表紙を開けてすぐの無地のページ。

貝白色で光沢があって
ヴィーナスの誕生の
アコヤガイを思わせます。

あと
各章見開きの
縁取り模様がカワイイ!

とにかく
レイアウトと製本デザインが
なんかすごくイイんです!

2300円で
これは嬉しいかも。

と、これだけ絶賛して
中身をまだ読んでいないという、、、
f^_^;)

デザイン・制作は
D-CODE(垣本正哉、河野素子)

ステキ。
名前、覚えておこう。


展示は

序章&6章構成で
全80作品

出口側の
映像コーナー(10分間)
も、フィレンツェ紹介中心で
とても参考になりました。

そういえば
イタリアの歴史って
勉強不足かも、
と思わず反省。

そんな別の切り口からも楽しめた
面白い展覧会です。

イタリア政府が「門外不出リスト」に登録している
「聖母子と洗礼者ヨハネ」(ボッティチェリ、1477-80年頃、ピアチェンツァ市立博物館)
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ガラスケースに収められ
5月6日までの限定公開です。

この作品も
瑞々しい色彩と
漂う優美さが
素晴らしかったです。

4月26日には
NHK教育の「日曜美術館」でも
取り上げられるこの展覧会。

ぜひ!
多くの方に
楽しんで頂きたいです。


好きな作品は
もちろん♪
追って、ピックアップします〜。


(972日目)

ご訪問、ありがとうございます。あなたに予想外の楽しいことがありますよ????うに

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by abby819lucky | 2015-04-17 07:38 | Bunkamura 渋谷