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「ファッション誌と写真」原由美子講演

アーウィン・ブルーメンフェルド展の
関連企画の一つ、
原由美子さんの講演を聴きました。

以下HP抜粋
*-*-*-*

関連レクチャー
「ファッション誌と写真」
「新進クリエイターの作品について」
2013年4月20日(土) 14:00~15:30 終了
アーウィン・ブルーメンフェルドが活躍した時代のファッション誌から現在の雑誌との比較や、ファッション写真について、
日本のファッションディレクチャー、スタイリストの草分けである
原由美子氏にお話を伺います。
また、新進クリエイターのコスチュームをロビーでご紹介しながら、
文化ファッション大学院大学
教授 小杉早苗様にも解説いただきます。
講師:「ファッション誌と写真」 
原由美子(ファッションディレクター)
「新進クリエイターの作品について」 小杉早苗(文化ファッション大学院大学教授)
会場:東京都写真美術館 2階ラウンジ
定員:50名
※展覧会チケットの半券をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
協力:学校法人文化学園 文化ファッション大学院大学

*-*-*-*

も〜~う、泣く子も黙る原由美子ですよ!
この為に朝8時に家を出て、整理券をゲットしましたですよ。

50枚は即はけたそうで
開始時、追加席が設けられました。

ファッションには疎い私でも、その名は日本のファッション界にさん然と輝くことを知る原由美子さん。初の平民宰相でお馴染みのお祖父様、原敬と同じく、日本の「ファッションディレクター」「スタイリスト」の草分け!

御本人は、この「草分け」という表現に引っかかるものがある様で
「草分けって言うと、どんなオッカナイ人が現れるのかっておもわれるのよ」でも、モデルとカメラが主役の現場ではなるべく「おとなしくしてる」
のだとか。それでも、言うことは言わないと仕事にならないので、「言う」。と笑う。恐らく、それが鋭過ぎて、柔らかい人たちはビビるんだろうな〜。

と言いつつ、
OHPの上にウッカリ紙を乗せちゃったりして慌てる様は、とってもお茶目です。

4番の整理券をゲットした割には、スタバでのんびりし過ぎて、席は後方(;_;)
なので、お洋服が良く見えなかったのです。
原さん(すみません。馴れ馴れしくこう呼ばせていただきます)
思いの外、背が高くていらっしゃいます。スカートかな、と予想していたら黒っぽいデザインパンツ?でした。
上は渋いダークグリーンジャケット。
インナーは黒、に見えました。スッキリと首からデコルテまでがのぞくVネック(だったような)
それと、遠くてハッキリしなかったのですが、アクセサリーは顔まわりにはしていらっしゃらなかったような。
ただ、OHPに時折チラリとデザイン性の高い指輪が映りました。この指輪の印象と全体の服装のマッチングがさり気ないのに、完璧。素敵でした‼‼

さて。
感激のあまり原さんの印象ばかりになってしまいました。
講演の内容にうつりましょう。

原さん曰く、
ブルーメンフェルドの写真は
とても人間的で温かみがある。

というのも、

古参のファッション誌VOGUEなんかは
元々、上流階級というか社交界の情報誌だったと。イラスト中心のそれが1920年代に入って写真が中心となり、ファッションに焦点が絞られた経緯がある。その為、初期のモデルは上流階級やお金持ちのご婦人で、センスのよさを誇示するようなものが主流。

下って、モデルが登場しても、庶民とは一線を画する威丈高。その中にあって、1939年のブルーメンフェルドのエッフェル塔の写真などは、温かみのある、親しみを感じさせる点が特異である。

その後、パリからNYへ渡っても、
ブルーメンフェルドの温かみというのは、終始一貫している。

ここまでが、原さんによるブルーメンフェルド評。

その後、ファッション誌の歴史と現状を語るにあたり原さん舌好調!

というか
やはり、anan誕生から日本のファッション誌の最前線を走って来た方だからこその
リアルかつ厚みのある話が聴けて
大変面白かったです。

ちょっと長くなってしまったので、
続きはweb……ではなく(←余計な)
明日!



(248日目)

終了後、こっそりと📷
いけなかったですかね?
大丈夫ですよね?
雰囲気だけでも…。
「ファッション誌と写真」原由美子講演_e0295455_2154167.jpg




それから
文化の小杉先生のお話も面白かったです。
学校の説明も、今はそんな良いシステムがあるのね~と羨ましかったり。

昔の?学生は、テキスタイルを持ってきて、さあ、何を作るかと考えた。
しかし、今の学生は、素材の開発から手掛ける。
というのを聞いて、感心したり。
先のオペラシティーの阿部未奈子さんが思い浮かびました。
今の時代、独創性というのはより密接に新しいハードと結びつかないと創出されないものなのかなぁ、と。
例えば、
印象派の絵画も、
戸外に携帯できるアルミチューブ入りの絵の具の出現なくしてはあり得なかった訳で。
この、
ハードの開発と
ソフトの発展の相関関係というのは
今の私の強い関心事でもあります。
by abby819lucky | 2013-04-23 17:47 | ライブ