陶酔「貴婦人と一角獣 展」触覚と味覚
クリュニューの宝石たち。
日本での展示を振り返ります。
新国立美術館の展示が
素晴らしいのは
会場構成。
本記事末尾に載せますので
参考になさって下さい。
入り口から
リルケの詩句が
壁面に投影され
ひと足進むごとに
タピスリーとの対面に
鼓動が高鳴ります。
細く高い壁に囲まれた通路を抜け
ぽっかり開いた展示入口をくぐると
そこは
六面に
一枚ずつ
タピスリーが飾られた
貴婦人と一角獣
の部屋。
思わず声をあげそうになる
素晴らしさです。
ぐるりと見回したら
気持ちを少し落ち着けて
左から見ていきます。
A.
触覚 Le Toucher
近寄ってみます。
ライオンがコミカルです。
青いオダマキがステキです。
B.
味覚 Le Goût
近寄ってみます。
侍女もかわいいです。
ウサギもかわいいです。
味覚だから、オレンジの木。
味覚だけど、野生の鈴蘭。
会場図
タピスリー配置図
(303日目)