「貴婦人と一角獣 展」その他の展示
以外は
総点数 36
いいですよね。
メインにじっくり時間を
かけているので
この位の点数。
適切だと思います。
かといって
ささっと流すものではありません。
こちらも
時代の美意識を伝える
素晴らしい品々です!
会場構成は
☆服飾と装身具
☆楯形紋章と表章
☆中世における五感と第六感
☆1500年頃のタピスリー芸術
の四部。
幾つか
ピックアップしてみます。
番号は図録の番号です。
展示の早い順に挙げます。
ノルマンディー地方の
12.聖女バルバラ
木に彩色されたメヘレンの
10.聖女バルバラ
タピスリーの「我が唯一の望み」
で、侍女が持つのと同じ形の
17.鉄の小箱
ブルターニュの着色ガラス
4.クロパの妻
元絵はデューラーで
デューラー専門の模写画家のヴェヒリントンの手本による
7.ウサギのいる聖母子
イタリアの
色味が美しい
15.ダマスク織の布の断片
バーゼル?の見事な
18.ベルトの断面
リラの留め金やザクロを思わせる垂れ飾りから、若い女性用と思われるそうです。
22.原石のままの先端を残したダイヤモンドの指輪
などなど。
そして最後のコーナーに
タピスリーが4点あるのですが、
とくに
南ネーデルランドの
35.放蕩息子の出発
は、細部まで埋め尽くされた模様に
圧倒されました。
図相自体は
36.算術
も、好きでしたが
35.よりは小振りな作品です。
会場図で示した
←→
の印の所で
再度、貴婦人と一角獣を
眺めることができます。
記憶に留める為に
もう一度。
最後に映像コーナーがあり
ここでは
タピスリーの製造工程が見られます。
ここも、ぜひ押さえておきたいところ!
中世の
暮らしに根付いた
美の世界を肌で感じ、
大変エキサイティングな
1時間半でした!
(307日目)