「川合玉堂 展」山種美術館 その2
四季おりおりの美しさ
日本の原風景とも言える
絵の数々です。
失われつつある
いえ、部分的には
もうすでに失ってしまった
日本の美徳を映し出しているようです。
以下は印象に残った作品です。
位置の記憶違いは何卒ご容赦をm(_ _)m
<会場図 ③>
24.湖村春晴 1935年 (前期のみ)
柔らかな緑が本当に美しい。
川合玉堂の描く緑は
天下一品、と思います。
26.秋山帰樵 1935年 (前期のみ)
b.ガラスケース内
27.秋晴 1935年
黄色がカワイイ。
目立たないけれど
仄かな水色が差し色のようになって
全体の淡い色調を飽きないものに
しています。
40.梅のある農家 1942年 (前期のみ)
<会場図④>
25.雨後 1935年
野生の藤でしょうか。
近寄ってみてください!
とても愛らしいです。
31.渡所春暁 1938年
人々の声が聞こえてきそうです。
絵から慈しみの心が溢れ出ているようです。
ぜひ、ここでも近寄ってみて下さい。
細く白く月が残っています。
梅が朝の冷気に香っています。
34.鵜飼 1939年
鵜を呼ぶ声や
松明の煙の匂いなど
活気が伝わってくる
一枚です。
炎には金が用いられ
水面に輝きを映しています。
鵜の描写も躍動感たっぷり。
水に潜った様子など
色彩も美しく素晴らしいです。
まだまだ続きます!
(312日目)
※内覧会のため、特別に許可を得て撮影しています。