ターナー展 Ⅲ.戦時下の牧歌的風景
1802年ロイヤル・アカデミーの
正会員となったターナー。
1803年にナポレオン率いるフランス軍との戦闘の再開発で動揺する世情とは
正反対に
テムズ渓谷を中心に
クロード・ロラン的な
牧歌的風景を描いた。
戸外で制作するスタイルは
この頃からのもので
これは印象派に先んじている。
また
クロード・ロランの作品をもとに
1777年に発行された
「真理の書」にならい
版画70点を集めた
「研鑽の書」
を発行した。
<絵画配置図>
しっかりメモれなかったので、ⅡとⅢの配置図は不正確ですm(_ _)m
15点
30.小川と木立
1805-07
35.ローマ平原の情景
(「貯水池の辺りの女」あるいは
「ヒンドゥー教徒の沐浴」)
(研鑽の書 第38図の原画) 1808年頃
37.スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船 1808年
(部分)
ターナーの画廊に展示、ですって!
自分の画廊をもっていたんですね〜
43.イングランド:リッチモンド・ヒル、
プリンス・リージェント(摂政王太子)
の誕生日に
1819年 ロイヤル・アカデミー展出品
なんとなく思うのですが
ターナーさん、
風景ほどには
人物描写に力を入れなかったような気が……
(部分)
これで第一フロア、地階を終わります。
このフロアは混み合います。
上階ほど
ターナーらしい絵画が揃っている
と思うので
出来るだけ体力を
後半に残されることを
オススメします。
そして
エスカレーターで、一階へ。
※会場内の写真は、主催者の許可を得て撮影したものです。
※文中の説明は、ターナー展図録(Tate 2013-14 朝日新聞社2013-14発行)
によります。
(466日目)