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「点描の画家たち」展 Ⅱ.スーラとシニャック

Ⅱ. スーラとシニャックー分割主義の誕生と展開
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過去の巨匠たち、オールド・マスターを研究し、
最新の光学理論や科学的著作から多くを学んだスーラが

様式として作品に昇華させた分割主義。

それを擁護し、取り入れ、広めたシニャック。

分割主義立役者の2人を中心とした章。


24作品

<絵画配置図>
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18.ポール・シニャック
ダイニングルーム作品152 1886-87
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13.ジョルジュ・スーラ
ポール=アン=ベッサンの日曜日 1888
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12.ジョルジュ・スーラ
入江の一角、オンフルール港 1886
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14.ジョルジュ・スーラ
グラヴリーヌの水路、海を臨む 1890
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亡くなる1年前の作品。
「ヨーロッパ美術における最も美しい海岸風景のうちの4点」と語られるそうです。

私も今回の展示中では
この作品がBest1. です。



19.ポール・シニャック
コリウール、鐘楼 作品164 1887
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20.ポール・シニャック
ポルトリューの灯台 作品183 1888
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21.ポール・シニャック
マルセイユ港の入口 1898
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22.ポール・シニャック
アンティーブ、朝 1919 大阪市
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23.ポール・シニャック
オレンジを積んだ船、マルセイユ
1923 松岡美術館
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15.ジョルジュ・スーラ
マフをはめた婦人 c.1884
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16.ジョルジュ・スーラ
若い女(「グランド・ジャット島の日曜日」のための習作) 1884-85
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このコンテ・クレヨンの2点は

これだけで足を運んだ甲斐がある
と言える素晴らしいものです。

内側から描かれ
明確な輪郭 線を持たない
女性像は
まるで紙から生まれたよう。

油分の多いコンテ・クレヨンが
目の粗い高級なミシャレ紙の
凸部にのみ残り

凹部の乳白色の地と
見事な階調を成しています。

スーラの独創的な素描です。



24.ポール・シニャック
≪調和の時代に≫のための習作 1893-95
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36.シャルル・アングラン
農家の庭 1895
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ルーアン出身のアングラン。パリでボザールの入学試験に落ちると、中学の数学教師の職につき、傍ら独自の行動でアバンギャルドに入り、絵を描き続けました。白と黒ではなく、光と影に注力した素描はシニャックに絶賛されました。


26.カミーユ・ピサロ
エラニーの農園 1885
サントリーコレクション
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25.カミーユ・ピサロ
エラニーの牧場 1885
上原近代美術館
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27.アンリ=エドモン・クロス
人物たちのいる公園(「ラヌラグ公園」のための習作) c.1899
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「太陽になること」「色彩を躍らせること」を信条にしたフランス人画家。
アンデパンダン展創立メンバー。


28.アンリ=エドモン・クロス
サン・トロヴァーゾ(ヴェニス) 1903-05
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クロスは、友人マティスに分割主義の技法を紹介した点で、その普及に大きな役割を果たしました。

しかし、自身は
感情の表現として色彩を用いることによって、分割主義の制約を打破し

10年を経て、本作のような
石畳み風のタッチにたどり着いたそうです。

こんなヴェニスもあるのだなぁ〜
と、思いながら眺めました。


30.マクシミリアン・リュス
パリ、モンマルトルからの眺め c.1887
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鉄道員と農民の子として生まれ
労働者地区に育ったリュス。

初めは
木版彫り師としての
訓練を受け

絵入り雑誌の仕事
をしていたそうです。

これは
光と振動の表現を実現した
リュスの分割主義作品の
最高とも言える傑作。

今回来ているリュスの4点の中では
私もこの作品が1番好きです。


29.マクシミリアン・リュス
モンマルトルのはずれ、シャンピオネ通り 1887
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最初、ピサロが所有していた作品。
ピサロの助言の元、
リュスはその画風を洗練
させていったそうです。

都市生活の様々な側面を
盛り込みながらも

家並みと通りの交差する
三角形が
ダイナミズムを感じさせる構図。


31.マクシミリアン・リュス
鋳鉄工場 1899
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ベルギーの炭鉱地帯、ボリナージュ
を訪れ、描いた作品。

ここは
ゴッホが宣教師時代に赴任した土地
でもあります。

ボリナージュについて、リュスは
「あまりに恐ろしく、美しい」
と友人クロスへの手紙に記しています。

32.マクシミリアン・リュス
放浪者 1901
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33.モーリス・ドニ
病院での夕暮れの祈り 1890
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35.モーリス・ドニ
カトリックの秘蹟 1891
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2年以上をかけ、6種類のバリエーションで描かれたうちの一点。

独特な色調とコントラスト
単純化されたフォルム

心に残る一枚です。


34.モーリス・ドニ
雌鶏と少女 1890
国立西洋美術館
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上野の女の子がここに!



(参考)
○広島会場のみ
11.ジョルジュ・スーラ
村へ 1883
公益財団法人ひろしま美術館
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○愛知会場のみ
17.ジョルジュ・スーラ
アンサンブル(サーカスの客寄せ)1887
メナード美術館
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(487日目)



※ 記事中の解説及び画像の出所は以下になります。

本展覧会カタログ「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えてー点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」
発行:
東京新聞
NHK
NHKプロモーション
©2013



【開催概要】

展覧会名
クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に
印象派を超えて―点描の画家たち
ゴッホ、スーラからモンドリアンまで
会期
2013年10月4日(金)~12月23日(月・祝)
開館時間
午前10時―午後6時 金曜日は午後8時まで
(入場は閉館の30分前まで)
休館日
毎週火曜日
会場
国立新美術館 企画展示室1E
(〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2)
http://www.nact.jp/
主催
国立新美術館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション
共催
クレラー=ミュラー美術館
後援
オランダ王国大使館
協賛
損保ジャパン
協力
KLMオランダ航空

巡回予定
【広島展】 2014年1月2日(木)~2月16日(日) 広島県立美術館
【愛知展】 2014年2月25日(火)~4月6日(日) 愛知県美術館
お問合せ
03-5777-8600(ハローダイヤル)
by abby819lucky | 2013-12-18 14:20 | 点描の画家/クレラー・ミュラー