「オランダ ハーグ派展 」①
(新宿西口)
で、6/29まで開催中
ゴッホの原点
オランダ・ハーグ派展
近代自然主義絵画の成立
(詳細はこちらのHP参照)
とても気に入った展覧会
でしたので
ざっとになりますが
内容をまとめたいと思います。
序章 バルビゾン派
21
点
作品名
作家名
制作年/所蔵
の順に記します。
ありがたいことに、
作品リストが展示順に
記されていました。
(カタログの番号が前後しますので
割愛します)
♢♦︎♦︎♢♦︎♦︎♢♦︎♦︎♢
バルビゾン派とは
1830年代から70年代にかけて
フランス、パリ南南東約60km
フォンテーヌブローの森、西端の
バルビゾン村に往来した
画家たちの総称。
いわゆる「近代自然主義絵画」
の草分けと言え
自然や家畜、農民などの
主題を忠実に描いた。
古典や神話の教養を必要なしに
鑑賞できる手軽さが
産業革命の成果として生じた
新興ブルジョワジーたちに
歓迎された。
1855年、パリ万博が絶頂期。
コローがグランプリをとり、
「落選王」ルソーが一室を与えられ、
ディアズ、ミレーも賞に輝いた。
その作品はフランス国内はもとより
アメリカ、イギリスの周辺諸国、
渡欧した日本人たちにも
大きな影響を与えた。
♢♦︎♦︎♢♦︎♦︎♢♦︎♦︎♢
「パリ近郊の風景」
ジョルジュ・ミシェル
ハーグ市立美術館
バルビゾン派の先駆者
とみなされる風景画家。
オランダの風景画の修復のために
ルーヴルに勤務。
「浅瀬を渡る山羊の番人、イタリアの思い出」
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー
1872年 公益財団法人 吉野石膏美術振興財団(山形美術館に寄託)
コロー晩年の作品。赤が効いています。
「森はずれの羊飼いの女」
シャルル=エミール・ジャック
1870-80年頃 山梨県立美術館
家畜、特に羊のいる風景で知られる画家。
言われると、羊のモコモコ感が愛らしいです。
この画家は
他に、エッチングもありました。
(140日目)
昨夜、ぎっくり腰になり
激痛に泣いております。
内容の浅いところは
何卒ご容赦を、、、…>_<…
画像及び解説は
本展カタログに寄ります。
監修・執筆
アン・デュマ(ロンドン、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ学芸部長)
ベンノ・テンペル(ハーグ市立美術館館長)
ハンス・ヤンセン(ハーグ市立美術館学芸部長)
古谷可由(ひろしま美術館学芸部長)
作家解説
古谷可由
荒井直美(新潟市美術館学芸員/元・新潟県立近代美術館主任学芸員)
太田智子(山梨県立美術館学芸員)
森川もなみ(山梨県立美術館学芸員)
翻訳
小林晶子(損保ジャパン東郷青児美術館主任学芸員)
富岡進一(郡山市立美術館学芸員)
協力
澤田佳三(新潟県立近代美術館学芸課課長代理)
渡邉祐子(下関市立美術館学芸員)
編集
(株)ブレーントラスト
発行
「近代自然主義絵画の成立ーオランダ・ハーグ派展」カタログ委員会©2013
制作
印象社
読んでいただきありがとうございます。あなたに良いことありますように🍀