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「ヴァロットン 展」1章-1

2014年9月23日(火・祝)まで
丸の内の三菱一号館美術館で開催中

ヴァロットンー冷たい炎の画家

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1人で
「冷たくないよ、ヴァロットン!
いじけてるだけ、ヴァロットン!
エロ、キモ、可愛いヴァロットン!」
と、世評に抗い

エロ×カワ ヴァロットン☆

運動展開中〜なんのこっちゃ!

超個人的な視点による感想を
気に入った作品に限り、
不定期に述べていきたいと思います。

<会場図・3F>
e0295455_21152591.jpg


<絵画配置図>
e0295455_21152588.jpg



番号は図録及び展示リストの作品番号

作品名、制作年、所蔵先の順に記載
所蔵先無記入は三菱一号館美術館の所蔵


1章 線の純粋さと理想主義
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19世紀後半から20世紀初頭の色彩が絶対的に優位な時代、
ヴァロットンの線が優位な画風は、独特で強いインパクトを持っていた。

油彩に取り組む以前に、版画や挿絵で卓越した技術を身につけていたこと、

そのため線描こそが
思考を表現しやすく、感情を抑制する表現に都合が良かったこと、

などが理由の一つではある。

分析的で
下絵や写真、複数のショットを組み合わせて描く独特の画風には
線の力強さが不可欠だった。

その複雑な制作手法は
写真が台頭する時代に
絵画を描く意味を追求し、

真に絵画的なものを
生み出そうとした模索の結果である。



14. トルコ風呂
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1907年
ジュネーヴ美術・歴史博物館

アングルの回顧展で代表作
≪トルコ風呂≫
を見て、泣くほど感銘をうけた
ヴァロットン。

その2年後に描かれた作品。
アングルへの傾倒が示されている。



11. 身繕いをする女性たち
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1897年 パリ、オルセー美術館
かつて、アメリカのバーンズコレクションにあった作品。

ゴーギャンを彷彿させませんか?

12. 休息
e0295455_21152942.jpg

1911年 シカゴ美術館
カワイー!と、思わず声にしてしまいました。虚空を見やる瞳がなんともキレイ。そして、肌の質感がアングルを思わせ陶器のよう。寝具の白と背景のダークカラーが絶妙のコントラスト。ヴァロットンのモダンさにビックリしました。


13. 4つのトルソ
e0295455_21152992.jpg

1916年 ローザンヌ州立美術館

これも、線の人、ヴァロットンの面目躍如ですね。造形的にとても面白いです。



6. 化粧台の前のミシア
1898年 オルセー美術館

モデルはミシア・ゴドフスカ。
ロートレックやナビ派のミューズ。

ミシアの夫が主宰した
前衛芸術雑誌『ラ・ルヴュ・ブランシュ』には、
ヴァロットンも参加した。

アングルに出逢う前のヴァロットンは
こんなナビ派らしい絵を描いていたのですね。右の扉と左の額(鏡?)の裏側、化粧台の影で大きく画面を区切り、ミシアの肌は粘土細工のように真っ白。緻密に計算された構図。そして、「線の人」とはいえ、ここでは「色彩」も綿密な配置で効果を生んでいます。大きな黒いリボンがミシアの人となりを想像させ、ピンクのドレスと壁の水色、床の薄緑の対比がカワイイです。



(160日目/683日目)
なんとか吹っ切れたので、また通算日数でカウントしていきます◎


ご訪問、ありがとうございます。梅雨のさなかですが、あなたに爽やかな1日であります様に🍋



画像及び解説は本展図録によります。
©2014 三菱一号館美術館/日本経済新聞社

編集:
杉山菜穂子(三菱一号館美術館)
日本経済新聞社 文化事業部

編集協力:
大谷公美
末吉左枝

執筆:
ギ・コジュヴァル(オルセー美術館・オランジュリー美術館総裁)
イザベル・カーン(オルセー美術館主任学芸員)
マリナ・デュクレ(フェリックス・ヴァロットン財団名誉学芸員)
カティア・ポレッティ(フェリックス・ヴァロットン財団学芸員)
ニンケ・バッカー(ゴッホ美術館展覧会担当学芸員)
高橋明也(三菱一号館美術館館長)
杉山菜穂子(三菱一号館美術館学芸員)

翻訳:
東美緒
カトリーヌ・アンスロー
大谷公美
末吉左枝
中津海裕子
福満葉子
船岡美穂子

協力・制作:
アニー・デュフール(オルセー美術館出版部門主任)
マリー=ドミニク・ド・トュヌイユ(RMN-グラン・パレ書籍部門長補佐)

デザイン・制作:
株式会社D-CODE
垣本正哉
河野素子

印刷:
大日本印刷会社

発行:
三菱一号館美術館
日本経済新聞社
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by abby819lucky | 2014-07-02 00:12 | ヴァロットン展