ヴァロットン展 4章 -2
丸の内の三菱一号館美術館で開催中
ヴァロットンー冷たい炎の画家
4章 黒い染みが生む悲痛な激しさ

続き
<絵画配置図>

数が多いので、まとめて記しています。別のセクションに展示の作品はその旨のみ記しています。この章のみ、展示順ではなく番号順に沿っての記述となりました。
番号は図録及び展示リストの作品番号
作品名、制作年、所蔵先の順に記載
所蔵先無記入は三菱一号館美術館の所蔵

77.3人の浴女 1894年
78.狼狽 1894年

79.見知らぬ人 1894年
80.婦人帽子店 1894年
81.処刑 1894年
82.自殺 1894年
83.突風 1894年


85.にわか雨 1894年
1章>86.夜 1895年
87.愉快なカルティエ・ラタン 1895年
88.警戒 1895年


様々な柄が組み合わさり、モノトーンの装飾的な効果を及ぼす様は、日本の「型紙」を思わせる。
数年前、こちらの美術館で催された「カタガミ展」も素敵でした。ヴァロットンがそこを意識したかどうかは別として、多様な柄が敷き詰められ、無地の女性と猫を引き立てます。カワイイ一枚です。
<楽器>91-94. 1896年/95-97.1897年

91.Ⅰ.チェロ
92.Ⅱ.フルート
93.Ⅲ.ヴァイオリン
94.Ⅳ.ピアノ
95.Ⅴ.ギター
96.Ⅵ.コルネット

写真も写りが悪いのですが、黒い部分が多く、判別に手間取る連作です。少ない白が眩しささえ感じさせます。
<万国博覧会>通路 1900年

98.Ⅰ.動く歩道
99.Ⅲ.ラリックのショーウィンドウ

これが花火って……
(740日目)
お読みいただき、ありがとうございます。あなたに眩しいほどステキな出来事が訪れますように💫💫💫
画像及び解説は本展図録によります。
©2014 三菱一号館美術館/日本経済新聞社