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美術館・博物館・ギャラリーを巡って感じたことや、日常で見つけた好きなことを記録しています。
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私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展

12月15日(月)まで

乃木坂 国立新美術館で開催中

チューリヒ美術館展


たらたらと
チョーコジンテキ感想を
述べたいと思います◯

国立新美術館は
毎回、会場構成に
工夫が凝らされて

とても感動なんです。

今回の構成。
私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展_e0295455_17463629.jpg


これを見ただけで!
行きたくなってしまいます。


全74作品。


1 セガンティーニ
スイス、アルプスといえば、
セガンティーニ。
リルケが愛した画家として
印象深いです。

今回は、セガンティーニにしては
少し異色な題材に感じました。

でも、色彩の清浄さはそのまま。
のっけからスイスの空気満載です。


2 モネ
セガンティーニの小部屋を抜けると
正面に出迎えてくれる
モネの大作「睡蓮の池、夕暮れ」
私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展_e0295455_17463877.jpg
(NHK教育「新日曜美術館」アートシーンのコーナーより)

これまで国外への貸し出しは2回のみ
とのこと。

私は見慣れているせいか
上野の西洋美術館の睡蓮、
また1度しか見ていませんが
オランジュリーの睡蓮、
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム「夢見るフランス絵画」展の睡蓮

の方が
ずっと眺めていたいです。

今回、気に入ったモネは
「ノルマンディーの藁葺きの家」1885年
私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展_e0295455_17464098.jpg


ノルマンディーの風景に
惹かれたのかもしれません。

他に
ロダンとドガが並びます。


3 ポスト印象派
ゴッホ
ゴーギャン
セザンヌ
ルソー

6作品が並びます。

ここではやはり
セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」
私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展_e0295455_17464124.jpg
(NHK教育「新日曜美術館」アートシーンのコーナーより)
より完成度の高い作品は他にあると思います。

ゴッホは、人気投票で1位の白い家よりもこちらが好きです。
「タチアオイ」1886年
私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展_e0295455_17464399.jpg



4 ホドラー
ホドラーのみ6点。
つくづくホドラーはスイスに愛されているのだな〜と思います。

キミドリ色の印象的なサレーヴ山や
左右対称のデザイン的な真実、
リズミカルな印象の「遠方からの歌」など面白いです。上野の西洋美術館を先に見ておいたので、より楽しめました。


5 ナビ派
ボナールとヴァロットンで
6作品

ええっと、ヴァロットンは
「外国人のナビ」と呼ばれ
ナビ派には距離を感じていたのでは
なかったでしたっけ?

ま、いっか。

アートシーンでも
アンティミテ的アプローチを
標榜していましたが
私のヴァロットンはもっと綺麗。
例えば本展のフライヤーの日没の海も
配色が面白い。キツイ補色を用いながら、配分が絶妙でカワイク見えます。
ウグイス色の効かせ方なら、こちらも抜群。「アルプス高地、氷河、冠雪の峰々」
私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展_e0295455_17464456.jpg
(NHK教育「新日曜美術館」アートシーンのコーナーより)ストーリーを織り込むのは挿絵画家ならでは。それ以外のキレイなヴァロットンにも、もっと注目して欲しいです。っと、なんだか友人の弁護のような力説になってしまいました💦

ボナールは温かなタッチが魅力です。
「≪ブラック≫あるいは≪犬と一緒にいる女性≫」1907年
私のお気に入り🌷チューリヒ美術館展_e0295455_17464664.jpg



6 ムンク
ムンクばかり4点。
肖像画と風景画が2枚ずつ。
「叫び」ではないムンクを
知ることができます。
でも、やっぱりムンクは叫びに尽きる
とも思ったり。
だって世界中の、誰もが知っている。
恐らく、美術に興味のない子供でさえ
ムンク、といえばあのポーズをとるほど有名な絵は、そうそうありません。
モナ・リザのように芸術の枠を超えて、現代人の精神的モニュメントになっている、凄い絵です。
それを生み出した後もなお、困難を生きた画家の魂の軋みが聞こえるような、ムンクの部屋です。


7 表現主義
キルヒナーとバルラハが一点ずつ
ベックマンが3点

バルラハは木彫の魔術師。
本当に木を知っている素晴らしい彫刻です。2006年、芸大美術館に来たバルラハ展は圧巻でした。そして翌年、リューベックへ会いに行きました。

キルヒナーも自然を大胆に捉えた
ステキな作品でした。


なんだか呟いていると
取り留めなくなるのが悪い癖。

後半に続きます。



(844日目)


勝手な感想をお読みくださり、ありがとうございます。あなたの寛容に倍以上のリターンがありますよ🌟きっと!



画像は本展絵葉書に寄ります。
©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
by abby819lucky | 2014-12-10 00:04 | 国立新美術館・乃木坂