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ルーヴル美術館展・その1

国立新美術館(乃木坂)
にて
2015.2.21〜6.1.mon
開催

ルーヴル美術館展

風俗画の歴史にフォーカスした
展覧会です。

印象に残った作品を
ピックアップします。

<会場図>
e0295455_233267.jpg


プロローグⅠ
「すでに、古代において…」風俗画の起源


古代オリエントや古代エジプトなどの
レリーフや壺など
状態の良いものが並びます。


プロローグⅡ
絵画のジャンル


10.クロード・ロラン(本名クロード・ジュレ)「夕暮れの風景」おそらく1639年

やはりクロード・ロランの描く風景は素晴らしいです。


11.リュバン・ボージャン
「チェス盤のある静物」17世紀前半
e0295455_2332760.jpg

チェス盤の市松模様に赤いカーネーションが意味ありげに映えます。たくさんの物が置かれているのに、なぜかステキにまとまっています。

第1章
「労働と日々」ー商人、働く人々、農民


13.クエンティン・マセイス
「両替商とその妻」1514年
e0295455_2332824.jpg

妻が聖書を開きながら、夫の手元のお金を見るのは、
人間の欲を描いているのか、
はたまた
聖書の戒めを諭しているのか

背景や細部の描写も見事です。
2人の他に
私は5人の人物を見つけましたが
本当は何人いるのでしょうか?

17.アドリアーン・ファン・オスターデ
「魚売りの屋台」 1659年
躍動感があって見ていて楽しい絵です。

18.ハブリエル・メツー
「リンゴの皮を剥く女」1655-57年頃
e0295455_233284.jpg
リンゴの皮を上手に剥くのは良い奥様の条件だったとか。果物ナイフではなく、やけに長い料理包丁です。耳飾りと大きな白い付け襟が可愛らしいです。で。このあとは、隣で〆られているウサギの調理でしょうか〜〜?(>_<)


20.ジャン・シメオン・シャルダン
「買い物帰りの召使」1739年
日時の一コマを巧みにとらえた作品。
2012年のシャルダン展。素晴らしかったです。
e0295455_2333376.jpg



21.マルタン・ドロリング
「台所の情景」1815年
e0295455_2332956.jpg

壁の銅鍋や白い陶器、床と床ブラシ。
窓の外の青空と新緑が何より美しいです。


29.バルトロメ・エステバン・ムリーリョ
「物乞いの少年(蚤をとる少年)」1647-48年頃
e0295455_2333025.jpg
いじましさに切なくなる題材です。足の裏の汚れ具合から、孤児になって日が浅いように感じます。この絵は、背景が素晴らしいと思います。マットなヒラ塗りのダークカラーの組み合わせ。マネを思い出すのは私だけでしょうか。


この章は
この他、「抜歯屋」の絵が
印象に残りました。
いつの世も、虫歯の痛みは同じですね。


第Ⅱ章 日常生活の寓意ー風俗描写を超えて

32.レンブラント・ハンメルスゾーン・ファン・レイン
「聖家族」、または「指物師の家族」1640年
e0295455_2333126.jpg

光の魔術師、レンブラント。庶民の暮らしを神々しく描いて秀逸です。窓の外の景色まで見事。

42.ジャン=バティスト・グルーズ
「割れた水瓶」1771年
e0295455_2333154.jpg


解説には、年齢を重ねるにつれて喪失した純粋さを思い起こさせる為の絵画。というような解釈の一つが紹介されていました。女の子が可愛らしいだけに、後味の悪さが残りました。(と、感じるところが既に世俗に塗れ過ぎている⁈)

そしてお待ちかね!
このセクションにフェルメール!

位置はここ。(★マーク)
e0295455_2333244.jpg
この一枚で1スペース設けられています。

ヨハネス・フェルメール
「天文学者」1668年
e0295455_2333348.jpg

完璧な絵!!!
ルーヴルが滅多に貸出さないのも分かります。この一枚の為だけに、出向いても良い、と思える素晴らしさです。

「日本人はフェルメール好き」と言われますが、私はあまり該当しません。何故スゴイと評されるのか分からない。子供の頃から、なんとなく、、、奇妙な違和感を感じるのです。構図もデッサンも優れているのに、意図的に均衡を崩しているような。突然描くのを投げ出したような。ジキルとハイド(別人格)が描いたような、、、。でも、予告でこの絵を見た時は、雷に打たれたような衝撃を受けました。真作が極めて少ないとされる画家の、これは正真正銘本物、と。これはスゴイ!!!と。展示では事細かな解説があり、柵が設けられ、壁にポツンと。例によって51 × 45 cmと、小ぶりでありますが、、、燦然と輝いています。これは素晴らしい‼︎ 特に顔!
一説には同郷の科学者レーウェンフックを描いたとも言われます。(福岡先生〜!)
とにかく顔、手といった肉体描写から手前の織物、背後の絵画、窓の光、、、全てが素晴らしいです。

時には独り占めで。
じっくりじっくり鑑賞できたのは
本当に幸せでした。
企画、運営に尽力された方々に心より感謝。そして、この絵を遺してくれたフェルメールに、感謝🌟



(936日目)

ご訪問ありがとうございます。あなたにたくさんの喜びがありますよ🌟うに



画像は本展フライヤー及び絵葉書によります。
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by abby819lucky | 2015-03-12 01:54 | 国立新美術館・乃木坂