未醒の洋画から日本画へ・出光美術館
没後50年ー東洋への愛ー
小杉放菴展
を、見て来ました。
HPはこちら
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html
※番号は、作品リストの番号
※記載なしはすべて出光美術館所蔵
第Ⅰ部 洋画家・未醒のすべて
<第二章>
西洋画による洗礼ー文展入賞〜パリ時代
1907年より始まった文展に「水郷」「豆の秋」で最高賞を受賞。翌1913年より渡欧。憧れのピェヴィス・ド・シャヴァンヌを中心に半年間、パリを拠点に西洋画を見て回る。此処で、池大雅の複製に出会い、帰国後は日本画へ傾倒していきます。
8.水郷 1911年 東京国立近代美術館
(参考)
今回、無理をおして足を運んだのは、この「水郷」が出ていると知ったからです。竹橋で馴染みのこの画の画家が、金太郎の画家と同一人物であることを、恥かしながら初めて知りました。そして、この「水郷」。先のホドラー展で、日本における需要の考察で取り上げられていたのです。こういう関連は大事にしたかった。行ってみて大正解でした。特にこの後の3点はとても気に入りました。油彩なのにフレスコのような乾いた質感と穏やかな色調が魅力です。
9.スペイン風景 1913年
10.スペイングラナダ娘 1913年
11.アルハンブラの丘 1913年
12.湖畔 1914年
13.飲馬 1914年小杉放菴記念日光美術館
14.神詣 1915年
15.秋景 1918年
16.初夏山雨 大正時代
17.雨後 1919年
(952日目)
ご訪問、ありがとうございます。あなたの帰る場所が安寧でありますよ✨うに
画像は本展カタログよりお借りしました。
「没後50年 小杉放菴 <東洋>への愛」
平成二十七年二月二十一日発行
©Idemitsu Museum of Arts,2015
Printed in Japan