暗中模索の出口を捜して、師走迄毎日更新します。→暗中模索の出口を目指して、一日一日を綴っていきます。
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T.B.F 「ユトリロとヴァラドン」展

e0295455_1148254.jpg


「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語」

章ごとの感想を書きました。

ここでは

率直な感想を書きます。


やや見飽きた感もあるユトリロに比べ
ヴァラドンに非常に期待していきました。

しかし
思った程のインパクトは
ありませんでした。

女性ながら
あれだけ力強い絵を描けるのは
特にあの時代、稀有なことと
思います。

私に受け取る力が無かったのだと
思います。

2人の作品が並ぶと

どうしても
ユトリロの絵の方が
輝いて見える。

絵に込めた情熱が
違うのか

純粋さが際立って
訴えかけてくる
ユトリロでした。


第二会場からは
パーテーションが
左右分かれている
損保ジャパン美術館なので

時系列を追いながら
右手をヴァラドン
左手をユトリロ

と、分けての展示も
また一案だと思いました。

それぞれの印象が消しあって
特に
ヴァラドンの印象が薄くなったのが
残念でした。

ヴァラドンは「ヴァ」
が被るせいか

強い色彩で
大胆に構図を区切るところなど

例えば「裸婦の立像と猫」

ヴァロットンを彷彿させられたのは
私だけでしょうか。

ちょっとナビ派の匂いがしました。


洗濯屋で働く母についていったのが
きっかけで
当時のフランス美術界の大御所
ピュシス・ド・シャバンヌ
のモデルとなり
(愛人関係にもなり)

美貌と人懐こい性格で
瞬く間に
著名な画家たちのモデルとなった
ヴァラドン

それが画家への道筋をつくります。


一方、
祖母の世話を受けながら
奔放な母を恋慕ったユトリロ

寂しさからアルコール依存症に
なったと言われますが
祖母の酒好きが大きな影響を
与えています。

手元にお金が入ると
ほぼ酒とギャンブルに費やしてしまった祖母。

野心家のヴァラドンは
そんな母をどう思っていたのでしょう。

とにかく
アルコールのせいで
ユトリロもまた絵筆をとるのですから

この祖母の存在は
なかなかに興味深いものがあります。

表面上はともかく
どんなに頑張っても
妻は母に勝てないな〜
と、思います。

男性の母親に対する愛情って
女性には究極、理解出来ない深さが
あるように感じます。

自分も男子を産んだら
解るのでしょうかね⁈

いや、男子に生まれないと
分からないか!

女子でいいです、わたし〜??


そうそう

ヴァラドンの絵の魅力をもう一つ。

この手の絵は少し離れて見るのが
鉄則ですが

ヴァラドンは至近距離◎

色がすごくクリアーでキレイなんです!

ユトリロは
混ぜて混ぜて混ぜて
あの白を作り出しましたけれど

ヴァラドンは
殆ど混ぜないで
キャンバスにそのままのせた?
ようです。

会場後半に
ヴァラドンとユトリロのパレットが
展示されています。
ここでも2人の違いがみられます。

ヴァラドンの裸婦像は
力強さが魅力です。

それは
モデルの女性も
画家が女性であることに
多少の気分の違いがあったのでは
ないでしょうか

描く人と
描かれる人

2人で作り出す空間の力が
絵に転化する

とは
素人のロマンティックな妄想
にすぎないのかも
しれませんね。


館内、学生さんが多かったです。

「絵はともかく、ユトリロの人生に感動した」

と、呟いている人がいて

感動、イイね!
と、密かにピースを送りました。



そうだな〜

原画は
ユトリロが輝き

画集では
ヴァラドンのインパクトが大きい。


余談ですが

ヴァラドンの死後か
結婚後か

(結婚後、ユトリロは「病院からは解放されたが、今度はリュシーに軟禁された」と評されて周囲を嘆かせています)

絵葉書を頼りに描くようになった
ユトリロが
妙にパステルタッチの絵を
描くようになりますね。

極初期のピサロみたいな
風景画を思えば
大した変化ではないと思いますが

明らかに
トーンが違うので
別の画家の作品かと思いました。

そして
わたしが大金持ちで←希望的妄想
画商に絵を売り込まれても←夢物語
あのパステルタッチの絵は買わないでしょう。←大きなお世話

だってやっぱり
ユトリロはモンマルトル
私の中では。


最後に
私の一番好きなヴァラドンと
こんなのも描くんだね、という
ユトリロ

2人の花の絵を並べて
この項を閉じます。

ヴァラドン「花」1936年 ポール・ディニ氏蔵 リヨン、フランス
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ユトリロ「青い花瓶の中の花束」1936年 個人蔵
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※画像は、本展カタログ よりお借りしました。
©IS ART INC.
©Jean Fabris 2015
©ADAGP,Paris & JASPAR,Tokyo,2015 E1475


お読み下さりありがとうございます。あなたに素敵な感動??がありますように



T.B.F

とは
to be frank

1000日越えましたので
勇気を出して??
今後、この表題で
感じたままを発言しようと思います。

すごく勝手な感想なので
興味のない方
腹が立つ方は
スルーしてもらえると
ありがたいです。m(_ _)m
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by abby819lucky | 2015-05-30 10:31 | T.B.F