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カテゴリ:パナソニック汐留美術館( 11 )

「ミケランジェロ」展

2016.6.25〜8.28
汐留ミュージアム

ミケランジェロ展
ルネサンス建築の至宝

e0295455_21452896.jpg

HPはこちら
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/16/160625/index.html


見てきました。
これはこれはオススメです!

ミケランジェロ自身が
「私は画家ではなく彫刻家です」
と述懐しているように

ミケランジェロの立体や空間に対する
認識、情熱、卓越さが非常によく分かる
展示内容です。

もちろん、神のごとき能力の一端は
素描からも神々しい光を放ち
鑑賞者を圧倒します。

その手から生み出される全てが
比類無き至宝。

ミケランジェロに改めて感服しました。

本展は
3章15節
全75点

映像が9点。
1分程度〜5分前後。
全部見ると30分弱ですが
これは必見!!!
というか、これを見ないと意味が無いです。

私は特に「ラウレンツィアーナ図書館稀覯本閲覧室」のCG映像に魅了されました。

また本展、会場構成がとても良いです!

1章 ミケランジェロ・ブオナローティ

「ミケランジェロの肖像」マルチェッロ・ヴェヌスティに帰属 1535年以降 (特に記載無しの所属先は全てカーサ・ブオナローティ)
e0295455_18120040.jpg




2章 ミケランジェロとシスティーナ礼拝堂

まるで回廊を巡るような
臨場感あふれる会場構成に感激!

「自筆ソネットに添えられた、システィーナ礼拝堂天井画を描いている自画像」 (記載無しは全て作家はミケランジェロ・ブオナローティ) 1508-1512年 ペンとインク、紙
e0295455_18120085.jpg


「システィーナ礼拝堂天井画≪クマエの巫女≫のための頭部習作」 1508-1510年 木炭、鉛白の跡、紙
e0295455_18120034.jpg



「背を向けてひざまずく男性裸体像習作」1540年頃 石墨、紙
e0295455_18120196.jpg



≪最後の審判≫ 1535-41年 システィーナ礼拝堂壁画、ヴァチカン宮殿蔵
e0295455_18120156.jpg





3章 建築家ミケランジェロ

ここから、建築ごとに展示セクションが
区切られています。
設計図を元にした
復元CGや現地の映像など
建築を体感出来るような工夫が
随所に見られます。
模型の精巧さにもびっくり!


「サン・ロレンツォ聖堂ファサード計画における
壁龕とその両脇の円柱の立面図」 1517年
赤石墨、紙
e0295455_18120148.jpg


「サン・ロレンツォ聖堂新聖具室」フィレンツェ
e0295455_18120267.jpg



「ラウレンツィアーナ図書館、閲覧室から玄関室への扉口案」 1526年頃 石墨、ペンとインク、褐色の淡彩、紙
e0295455_01522760.jpg



エティエンヌ・デュペラク「ミケランジェロ設計のサン・ピエトロ大聖堂の立面図」 1569年頃
エングレーヴィング、紙
e0295455_18120246.jpg



「サン・ジョヴァンニ・ディ・フィオレンティーニ聖堂計画案」 1559年頃 石墨、褐色の淡彩
e0295455_18120299.jpg





展示の終わりに
特別展示コーナーがあります。
ここでは資料12点によって
日本でのミケランジェロ建築受容の様子の一端を
知ることができます。
ローマでミケランジェロ建築に圧倒された
丹下健三の葉書や
ミケランジェロを彷彿させる磯崎新のデザイン。

興味を引いたのは
東工大で建築を学んだ立原道造が丹下健三と懇意であり、彼の手による楽譜の表紙のデザインが陳列されていたことです。

時を超え
洋の東西を超えて
輝き続けるミケランジェロ。
崇高な美に触れた貴重な時間でした。

【開催概要】
○開館期間
2016年6月25日(土)~8月28日(日)
○開館時間
午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
○休館日
毎週水曜日 夏期休館:8月12日~8月18日
○入館料
一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料
20名以上の団体:各100円割引
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
ホームページ割引引き換え券あり
○主催
パナソニック 汐留ミュージアム、日本テレビ放送網株式会社 
○後援
イタリア大使館、イタリア文化会館、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、港区教育委員会協力
アリタリア―イタリア航空、日本通運、モンテノービ
○学術協力
カーサ・ブオナローティ、メタモルフォジ財団
○企画協力
アートプランニングレイ


7月初旬に行きましたら、予想以上の人でした。今は夏休みで、もっと混雑していかもしれません。



by abby819lucky | 2016-07-28 22:44 | パナソニック汐留美術館

汐留パナ美で ♣︎ミケランジェロ♣︎

ボッティチェリ
カラヴァッジョ
ときて

次は
ミケランジェロ!!!!

2016年6月25日〜8月28日
汐留パナソニックミュージアム
ミケランジェロ展
-ルネサンス建築の至宝-

e0295455_14143253.jpg

開催されます!

HPはこちら
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/16/160625/


日伊国交150周年記念
本当に凄いことになっています。。。

ミケランジェロは絵画も良いですが
私は彫刻が好きです。
ミケランジェロの立体造形に
惚れ惚れしてしまいます。

内部に空間を有する
建築
にフォーカスした企画展が開催されるとは!
夢ではないでしょうか⁈



そして東京会場では
丹下健三、磯崎 新といった
日本の巨匠たちと
ミケランジェロ建築の関連性に触れた
映像も流れるそうです‼︎


なんて贅沢なのでしょうか!!

ちょうど夏休みにもかかります。

書簡も含め全70点
プラス、建築模型や映像。

素描や設計図、
思考の跡や
温もりが感じられる
展示の数々。
じっくり見るの、楽しみです💛💛💛

多くの方々と感動を分かち合えることを
期待しています❣️

【概要】

『ミケランジェロ展 - ルネサンス建築の至宝 -』
◯会場:パナソニック 汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F
◯JR 「新橋」駅より徒歩約8分、
東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩約6分、
都営大江戸線「汐留」駅より徒歩約5分
◯会期:2016年6月25日(土)~8月28日(日)
◯協力:アリタリア―イタリア航空、日本通運、モンテーノビ
◯主催:パナソニック 汐留ミュージアム、日本テレビ放送網株式会社
◯後援:イタリア大使館、イタリア文化会館、一般社団法人日本建築学会、
公益社団法人日本建築家協会、港区教育委員会
◯休館日:毎週水曜日夏期休館(8月12日~ 8月18日)
◯開館時間:午前10時より午後6時まで (ご入館は午後5時30分まで)
◯入館料:一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料
20名以上の団体:各100円割引
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
e0295455_14143214.jpg


画像は本展フライヤーよりお借りしました。
by abby819lucky | 2016-06-16 17:32 | パナソニック汐留美術館

アートトーク・山田五郎さんによる「キリコ展」

11月14日(Fri)
汐留ミュージアムにて
「キリコ展」関連企画
山田五郎さんによるアートトーク

を拝聴してきました。

かなりアップが遅くなってしまいました💦💦

が。
すごーく面白かったので
記事にしておきます。


山田五郎さん。
テレビで拝見するそのままの印象。
トークもすっごく上手!
聴衆を惹きつけるパワーが
ありますね!

内容も、
確かな知識に裏打ちされた
奥深さを持ちつつ

素人目線にも立って
分かり易く解説。

その解説も
五郎イズムな咀嚼を加えた
浅過ぎず
マニア過ぎず
好奇心を突いてくる絶妙な匙加減。

アート関連のトークショーで
もっともっと聴いていたかった
初めてのショーかもしれません。


その五郎さんトークに
おこがましくも
独自の副題を付けるとするなら、、、

キリコを巡るキーワード
「ニーチェとピカソ、その妻のロシア人美女」


なんて、どうでしょうか?

これ、
五郎さん目線で読み解く
キリコ芸術のキーワードです。


<<キリコとニーチェ>>

五郎さん曰く

キリコはとても謎が多い画家。
この 「謎」 には
??なんでそ〜するかな〜??
という不可解も含みます。

絵も謎

題名も謎

つまんないことで喧嘩して
後年記した「回想記」
も、ひとの悪口ばっかりで
本人像がよく掴めず謎!

その謎を解く
一つの鍵が、ニーチェ。

山田さん曰く
ニーチェは詩人。詩人過ぎておかしくなっちゃった人

そのニーチェに激しく共感したのが
キリコでした。

ニーチェは西欧には珍しく
東洋的な円環の時間観を持ち
永劫回帰
を表現しました。

この無時間の世界を
キリコは
絵画で表そうとした。

それは
弁証法を否定し
即ち、近代化を引いては近代そのものを
否定することでした。

そのため
キリコは「自分はモダニズムじゃない」
と、怒るのでした。

詩人ニーチェに傾倒したキリコは
ニーチェと同様に世界を捉えようと
したのです。

ですから
謎めいた絵や題など
理屈で分かろうとせず
文学的に味わえば良い。

形而上とは
個別性、時空を超えた抽象概念のこと。

そういった
形而下のものを並べて醸し出される
雰囲気、概念、観念

といった

文学的情緒を表現しているだけ。

だから
謎!なーんて、あまり難しく考えなくて良い

すごいところに
落としてきましたよ。



そんなキリコの
独特な画風はといえば

青年期に移り住んだ
ミュンヘン
に、大きな影響を受けている
だろうと。

当時のミュンヘンを席巻していたのが
ドイツ象徴主義。

代表的な作家がこちら。
マックス・クリンガー(代表作「手袋」)
アーノルド・ベックマン(代表作「死の島」)


キリコの絵は
この2人に大変影響を受けており
影響どころかなぞったように
似ていると。
(スライドで比較されたのですが、
会場が爆笑に包まれるほど、部分的な著しい合致にビックリしました)

ドイツ象徴主義はやがて
細細とした拡がりの中で
抽象表現主義という
大きな流れに至るのですが
キリコはこの源に連なっている
という確固とした自覚が
ありました。

この時代、
この象徴主義と相反する立場として

芸術の中心地
パリ
を席巻していたのが
印象主義。

こちらは
目に映るものを
表現することによって
内面に印象を訴える
というもの。

内面の印象を
アウトプットする
象徴主義とは
全く逆の手法でした。

その手法の鮮やかさや
技術的な新しさ故
多くの支持を得て
やがてはヨーロッパ全土に広まり
モダニズムやシュールレアリスム
といったあらたな潮流を
生み出していきます。

この
パリ→印象主義→モダニズム&シュールレアリスム
という流れを

キリコは
自分とは違う!

と、思っていたのに
周囲の認識がズレていた。
ようで、
それが喧嘩の原因にもなったり
していたようです。

と、
「パリ」
が出てきたところで
また新たな展開が始まります〜


つづく……。



(851日目)


拙い文章をお読み下さり、どうもありがとうございます。あなたに文学的な喜びが訪れますよ🌹うに

More
by abby819lucky | 2014-12-17 00:01 | パナソニック汐留美術館

未来を夢見て「建築家ピエール・シャロー展」

パナソニック汐留ミュージアムで

10月13日(祝・月)まで開催中

ピエール・シャローとガラスの家展


近年、
そのデザインの革新性に
再評価の高まる

「ガラスの家」
以外のシャロー作品を

トピックごとに
見ています。


所蔵は、ほぼ
ポンピドゥー・センター
パリ国立近代美術館

それ以外のものを付記



【苦難の時代、そして新天地を求めて】

1940年に渡米したシャローは
晩年の10年間をその地で暮らす

新天地での活動は
公的資格がないというハンデから
実現件数が少ないながらも

現代的なニーズや経済的条件
環境への配慮などの
新しい課題への取り組みが伺える

工業技術と新たな造形を
巧みに組み合わせて
新たな建築を追求していく
シャローの飽くなき創造性は
最後まで健在であった

e0295455_1255638.jpg
ロバート・マザウェルの住居兼アトリエの模型 1:100

払い下げの兵舎をリノベーションした
建築

ガラス張りのため
冬でも暖かく、熱効率が良かった

中を掘り下げて
階層を設えているなど
随所に工夫がみられる




「建築家ピエール・シャローとガラスの家」展
のレポートは以上になります。

今回の展覧会で

<ガラスの家>に象徴される建築家と
モダンな工芸作品を中心としたデザイナーの

それぞれの分野で評価されてきた
ピエール・シャローの全貌を
総括でき、
大変意義深い企画となっています。

ブログ内の説明は
場内展示キャプション及び
担当学芸員大森さんの解説によります。

特に大森さんの解説は
素人にも分かりやすく
明晰で簡潔で
非常に興味を掻き立てるものでした。

ありがとうございました。



会場内の写真は内覧会のため、美術館より特別に許可を得て撮影しています。




*本展観覧券をご希望の方にお譲りします。コメント欄にお気軽にお申し出下さいませ☆
会期終了



(768日目)


読んで下さり、ありがとうございます。あなたの不屈の闘志に拍手🎉
by abby819lucky | 2014-09-25 00:51 | パナソニック汐留美術館

情熱と斬新さ「建築家ピエール・シャロー展」

パナソニック汐留ミュージアムで

10月13日(祝・月)まで開催中

ピエール・シャローとガラスの家展


近年、
そのデザインの革新性に
再評価の高まる

「ガラスの家」
以外のシャロー作品を

トピックごとに
見ています。


所蔵は、ほぼ
ポンピドゥー・センター
パリ国立近代美術館

それ以外のものを付記。


【南フランスの建築作品】

ホテルのゴルフ場のクラブハウスと
別荘ヴィラ

2軒の建築を手掛けた。

実現には
オランダ人建築家 ベルナルド・ベイフットの協力があった。

全面白色など
キュビズムを思わせる
モダンな建築は
好意的に受け入れられた

e0295455_1149075.jpg




【モダンな室内を装飾する品々】

パリ、シェルシュ=ミニ通りの
自身のショールーム兼店舗
「ラ・ブティック」

妻の手製のクッションと合わせて
インテリア・グッズの販売もされ
1930年代の不況下では
注文の不足を補っていたらしい

この場所は
友人の芸術家たちの作品の
発表場所としても活用された

e0295455_1149037.jpg

e0295455_1149124.jpg

上:手紙用具入れ 1930年頃/
フルーツ皿(果物掛け)1930年
下:シェルシュ=ミディ通り「ラ・ブティック」正面、『商店のショウウィンドー』より、1927年、L.Pセズィーユによる序論と監修、アルベール・レヴィ出版
カンディンスキー図書館

e0295455_114927.jpg
ガラスの家のコート掛け
1931年頃


インテリア・グッズは今見ても楽しいですね。リズム感のある形に惹かれます♬






会場内の写真は内覧会のため、美術館より特別に許可を得て撮影しています。



*本展観覧券をご希望の方にお譲りします。コメント欄にお気軽にお申し出下さいませ☆
会期終了しました。



(767日目)
by abby819lucky | 2014-09-24 07:55 | パナソニック汐留美術館

発想拡大「建築家ピエール・シャロー展」

パナソニック汐留ミュージアムで

10月13日(祝・月)まで開催中

ピエール・シャローとガラスの家展


近年、
そのデザインの革新性に
再評価の高まる

「ガラスの家」
以外のシャロー作品を

トピックごとに
見ています。


所蔵は、ほぼ
ポンピドゥー・センター
パリ国立近代美術館

それ以外のものを付記

【モダンインテリアの到達点】

1930年、旧来の装飾芸術家協会(SAD)
から脱会した同志20名と
近代装飾家協会(UMA)を創立した
シャローだが、

その前年から建築への関心が高まり
活動にはあまり参加していない

この時期、
ガラスの家の他に
2軒のアパルトマンの
インテリア・デザイン
手掛けている

いずれも
軽やかなガラスの間仕切りや
折りたたみ式の間仕切りを
巧みに用いた
自由度の高い空間の利用が特徴である

e0295455_11302461.jpg

e0295455_11302641.jpg

上:可動式ついたてのあるドレフュス夫妻のアパルトマン内装
カンディンスキー図書館
下:サロン 透視図

透視図は完成度が高く、これを眺めるだけでも楽しくなりました

【金属平面を用いた家具】

ホテルの屋外テラスに考案され
その後、パリの新聞社で屋内用に
応用された

固定式と
折りたたみの二種類で

折りたたみ式の物は
イギリスで特許登録の際
「扇形構造の折りたたみ式椅子」
と命名している。

e0295455_11302767.jpg

手前:折りたたみ椅子≪M763≫ 1927年
中2点:固定モデル
椅子≪EZ849≫,≪MC767≫
奥:鍛鉄製腰掛け 1930〜39年
東京国立近代美術館




会場内の写真は内覧会のため、美術館より特別に許可を得て撮影しています。



*本展観覧券をご希望の方にお譲りします。コメント欄にお気軽にお申し出下さいませ☆
会期終了しました。


(765日目)




ご覧下さり、ありがとうございます。今日のあなたに、心地良いスペースがありますように🛁🚿🎶
by abby819lucky | 2014-09-22 09:27 | パナソニック汐留美術館

建築家ピエール・シャロー展(9月21日分)

パナソニック汐留ミュージアムで

10月13日(祝・月)まで開催中

ピエール・シャローとガラスの家展


近年、
そのデザインの革新性に
再評価の高まる

「ガラスの家」
以外のシャロー作品を

トピックごとに
見ています。


所蔵は、ほぼ
ポンピドゥー・センター
パリ国立近代美術館

それ以外のものを付記。



【グラン・オテル・ド・トゥール】

ロワール川流域のトゥール市の
ホテルの改修依頼は
シャローにとって初めての
公共施設の仕事で

それまで手掛けたことのない
スケールの大きな内容だった

シャローは空間に
連続性を持たせながらも

ディテールに
質の良い素材を用いて
各空間の個性を表現した

e0295455_1145293.jpg

ハイ・スツールとスツール
1927年

マルセル・ブロイヤーの
安い、軽い、大量生産とは
対極をいくスツール

パイプは中が空洞ではなく
ずっしりと重い

手仕事を大切にした
シャローの姿勢がよく分かる作品



【「木と金属」の時期】

1927から1931年の
シャローが最もモダンな作風を展開
した時期を
このように呼ぶ。

完全なミニマリスムであり
これらの作品によって
アール・デコ様式との決別を表した
と、言われる。

e0295455_1145192.jpg

e0295455_1145116.jpg

上:カエデ材の天板と鉄材を用いたティーテーブル/「木と金属」時期の机
カンディンスキー図書館
下:書架机 1930年頃
東京国立近代美術館



会場内の写真は内覧会のため、美術館より特別に許可を得て撮影しています。




*本展観覧券をご希望の方にお譲りします。コメント欄にお気軽にお申し出下さいませ☆
会期終了しました。



(764日目)


ご覧下さりありがとうございます。手触りのよい上質な物や時間が今日、あなたにありますように☕️🌹
by abby819lucky | 2014-09-22 09:13 | パナソニック汐留美術館

才能炸裂!「建築家ピエール・シャロー展」

パナソニック汐留ミュージアムで

10月13日(祝・月)まで開催中

ピエール・シャローとガラスの家展


近年、
そのデザインの革新性に
再評価の高まる

「ガラスの家」
以外のシャロー作品を

トピックごとに
見ています。

*所蔵は、ほぼ
ポンピドゥー・センター
パリ国立近代美術館

それ以外のものを付記。


【アラバスター製の照明器具】

半透明の白色鉱物、アラバスターは
シャローが好んで用いた素材。

ダルべの卓越した技術で
作られた土台や部品よって
シャローのモダンなアイデアが
形になった。

単純な幾何学図形に切り出された
アラバスターは
組み合わせによって

花のようなシャンデリアになったり
蜂の巣箱の形のウォールランプになったりと、

バリエーション豊かな作品になった。

e0295455_1554196.jpg
写真:「疵ブロック」モデルの照明器具が取り付けられたサロン
ロベール・ダルザスのアパルトマン
1923年 (所属記載 無し)

半透明のアラバスターを透かして照らされる光は、柔らかくてロマンティックでした。



【近代的な生活のための家具】

イギリス流のデザインの経験を積んだ
シャローの作品は
独特なセンスで
高い評価を受けた。

空間に対する意識や
新しい素材への研究は

単なる装飾家ではなく
建築家として
シャローの評価を高めた

近代的な生活のニーズに応え
尚且、新しい時代のデザインの
代表的な担い手の1人に数えられた。

e0295455_1554275.jpg
書斎机、椅子
1928年 東京国立近代美術館
左右が折りたたまれる一本脚。
鍵穴も大理石。

ブラジル産紫檀の
木目の美しさ(ブック)
が活かされている。

このような近代的な家具は
アール・ヌーボーからアール・デコへ
上流階級に好まれた家具というものを
広く庶民へ普及させることを
目的の一つとして制作されたが

実際は
素材が貴重なものや
高級なものであったため
結局は依然、上流階級のものであった。




【1925年アール・デコ博】

約半年開催されて
パリ現代産業装飾芸術国際博覧会(通称アール・デコ展)

シャローは依頼を受け

・インドシナパヴィリオン/食堂

・フランス大使の館/書架のある執務室
・同/体操室付属する休憩室

の3作品を出品。

レジョン・ドヌール勲章シュヴァリエ章を受賞。

建築界ではリーダーと目されるようになった。

e0295455_155422.jpg



【新しい時代の女性が住む空間】

アール・デコ博で注目されたシャローは
顧客を増やした。
中でも、女性の多さが目を引く。

エレガントでありながら
直線的な機能美に溢れた
シャロー独自のセンスが光る作品が
多い。

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化粧台 1925〜27年
材質はマホガニー、カエデ

椅子は当初、化粧台と同様の濃い色であったが、張り替えられた。


会場内の写真は内覧会のため、美術館より特別に許可を得て撮影しています。


*本展観覧券をご希望の方にお譲りします。コメント欄にお気軽にお申し出下さいませ☆
会期終了しました。


(763日目)

読んで頂き、ありがとうございます。あなたに新しいステキな出会いが訪れますように💖
by abby819lucky | 2014-09-20 01:17 | パナソニック汐留美術館

「ガラスの家」以外のピエール・シャロー展

パナソニック汐留ミュージアムで

10月13日(祝・月)まで開催中

ピエール・シャローとガラスの家展


近年、
そのデザインの革新性に
再評価の高まる

「ガラスの家」
以外のシャロー作品を

トピックごとに
見ています。

*所蔵は、ほぼ
ポンピドゥー・センター
パリ国立近代美術館

それ以外のものを付記。


【シャローとリュルサの協働作品】

ジャン・リュルサは画家でタピストリー作家。共通の知人を介してシャローと出会う。

2人は長きに渡る友情を育み
互いの個性を尊重したコラボレーションを数多く生み出した。

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タピストリー下図

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左の額
右側の写真が
タピストリー下図のデザインが
実際に用いられた椅子


ジャン・リュルサは
先の国立新美術館(乃木坂)の
『バレエ・リュス 展』でも
作品が展示されていた。

Ⅳ章 ≪公園≫ 1935年 「道路清掃員」の衣装、「老人」の衣装
直線的ながら配色のインパクトで舞台映えする印象を受けました。




【金物職人ダルべとの出会い】

1922年、シャローは
芸術的センスと優れた技術をもつ
金物職人、ルイ・ダルべ
と、出会う。

ダルべの高い技術が
シャローの研究テーマ「可動性」
を具現化した。

ダルべを得て
シャローは次々も斬新な作品を
発表して行く。

ダルべは
フランスに建築に工業生産を持ち込んだ
ジャン・ブルーヴェと同じ
エミール・ロベールに学んだ。

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奥:暖炉用品 スコップと薪挟み
手前:フロアスタンド≪修道女≫(カテゴリは次章)
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テーブルランプ 1923年(カテゴリは次々章)

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左:ダルべのレターヘッドのモチーフ
右:ダルべの商標
いずれもポンピドゥー・センター、パリ国立近代美術館、カンディンスキー図書館



【前衛芸術家との交流から】

1919年から、サロン・ドートンヌと芸術家装飾家協会(SAD)のサロンに
毎年新作を発表したシャローは

そこで前衛芸術家達と知り合う。

中でも

彫刻家 ジャック・リプシッツや
シャナ・オルロフ
画家ラウル・デュフィー

と親交を深めた。

また、
ピカソやブラック、
リプシッツの作品をコレクションし
モンドリアンの初期作品を購入したことで知られる。

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左:シャルロット菓子のある静物画
パブロ・ピカソ 1924年
(シャローが保有していたのとよく似ているという作品)

このピカソは小品ながらステキでした。思わぬ拾い物。押さえた色調がシャローのキュビズム的作品とマッチしてこのコーナーを豊かにしていました。
リプシッツの彫刻も好印象です。


右:横たわる女
ジャック・リプシッツ 1921年
(暖炉の薪を押さえる飾り。3本足。展示では支えを付けてある)


会場内の写真は内覧会のため、美術館より特別に許可を得て撮影しています。




*本展観覧券をご希望の方にお譲りします。コメント欄にお気軽にお申し出下さいませ☆
会期終了しました。

(762日目)



お読み下さり、ありがとうございます。あなたに楽しい組み合わせ🎵の発見がありますように🌟
by abby819lucky | 2014-09-19 11:40 | パナソニック汐留美術館

「ガラスの家」だけじゃない!シャロー

パナソニック汐留ミュージアムで

10月13日(祝・月)まで開催中

ピエール・シャローとガラスの家展


近年、
そのデザインの革新性に
再評価の高まる

「ガラスの家」
以外のシャロー作品を

トピックごとに
見てみたいと思います。

* 所蔵は、ほぼ
ポンピドゥー・センター
パリ国立近代美術館

それ以外のものを付記。



【序】

シャローの生い立ちなど
プライベートが
紹介されています。
貴重なポートレイトも
ここにあります。

単体撮影不可でしたので
同じ写真のポスターより
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1925年 ロール・アルバン=ギヨ撮影


1883年8月4日に
フランス、ボルドーの
ワインブローカーの家に生まれた
ユダヤ系フランス人。

10歳のとき、家族で
パリへ転居

国立美術学校の入学試験に不合格
イギリス系の家具会社に入社し
実地でデザインと設計を習得するが
公認免許を受けた建築家ではない。

妻はイギリス人。

第一次世界大戦に従軍し
1919年、帰還。



【第一世代の家具】
オーソドックスな作品で占められる。
現存が少ない貴重な資料。

戦争より帰還後、
独立したシャローは

当時流行のアール・デコの
流れを汲みつつ
独自のデザインを手掛ける

そのセンスの良さに
瞬く間に売れっ子もなり
1924年、パリに
ショールーム「ラ・ブティック」
を開設する。

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会場内の写真は内覧会のため、美術館より特別に許可を得て撮影しています。



*本展観覧券をご希望の方にお譲りします。コメント欄にお気軽にお申し出下さいませ☆
会期終了しました。




(761日目)


読んで下さりありがとうございます。あなたに良いことありますように🌹
by abby819lucky | 2014-09-18 00:55 | パナソニック汐留美術館