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カテゴリ:東京オペラシティ アートギャラリー( 2 )

「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」展

東京オペラシティー アートギャラリー(新宿初台)
2016.4.16〜7.10 sun

RYAN MCGINLEY:
BODY LOUD!

e0295455_18275394.jpg

HPはこちら
https://www.operacity.jp/ag/exh187/


またもやギリギリになってしまいましたが💦
見てきました!
すごく良かったです!!

というか、
何故、誰も教えてくれなかったのーーー?!

と、誰かに責任転嫁したくなるくらい
知らなかった自分を責めました💧

それくらい、本当に見て良かった
知る事が出来て良かった
会えて良かった‼︎(←作品に、ですよ〜本人もかなりカッコイイですけど(~_~;))

と、いささかコーフン状態です。笑。

ライアンの経歴や活躍ぶりは
HPに譲るとして
ここでは
私の感激だけを語りたいと思います。
e0295455_19432944.jpg


最終週の前の週末、
BS11「ファッション通信」の
HOT Expressのコーナーで
映った時に
「何これ??!!」
と、一瞬で心を掴まれ
なんとか足を運べました。

会場は
ワンフロア、2room
全52作品

すべて撮影可能でした。
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会場内は
写真を撮る人、
撮ってもらう人たちなど
解放的雰囲気がありました。
ギャラリーも10〜20代の人が多く
とても楽しんでいる感じが良かったです◎
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まず迎えてくれたのが
大胆なアップの
「Tayor(Black & Blue)」2012
Courtesy the artist and Tomio Koyama Gallery
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色彩が多いわけでもないのに
鮮やかな印象があります。

珍しい、風景だけの写真
「Night Sky Tie Dye」2012 釣之郎氏蔵
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視点がユニークな「アニマルズ」シリーズ
左:Howling Monkey(Broken Leg)
右:Bald Eagle (Pink)

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「Fawn(Fuchsia)」 2012 個人蔵、東京
e0295455_19433061.jpg

シュール。笑。

そして
モノクロのポートレート
e0295455_19433020.jpg


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この中の
「Rebecca」という作品に
釘付けになりました。
こちらをじっと見返す彼女の視線。
時空を越えて
彼女と同じ地球に生きる
連体感のようなものが
ふっと湧き上がってきました。
2010年に彼女がファインダーを見つめた瞬間と
2016年に東京で私がそれを見る瞬間が
交差したように感じられ
「時間」という存在の不可視性を超越したような
不思議な感覚に捉われました。

神話の世界を彷彿させる
鮮烈な赤色と
自然を謳歌するような人体の美しさ
上:Elise
下:Jacob (Red Blueberry)

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2roomへ入ると
圧巻の「YEARBOOK」
2014 Courtesy the artist and Tomio Koyama Gallery
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Yearbookとは
アメリカの個人の顔写真が載った
卒業アルバムのことだそうです。
巨大なインスタレーションは
大勢の人の心を掴んでいました。

ベンチに座って
じっと眺めていると
「人間」という一括りのなかで
みんなそれぞれに個性があって
1つ1つがかけがえの無い「命」
なんだ、と感じられてきて
初めて見ず知らずの人たちに
愛しさを感じました。
これが人類愛というのかな〜と
そんな大袈裟なものでなく
日常の延長にそれが感じられたことに
何故だか感激して涙が出てしまいました。

この作品の周りには
コンサートに同行して撮った写真や
大自然の中の人間を撮ったシュールな作品が並びました。
どうやって撮ったのだろう?という構図がたくさん!
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私が特に惹かれたのは
「Kaaterskill Falls」2015
Courtesy the artist and Tomio Koyama Gallery
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氷結した瀑布の偉容さと
極小の裸体の人間

「ヒト」のあまりの無垢さ
か弱さ、卑小な存在感
(なのに小手先の技術で自然を破壊していく無謀さ)
がーんっと頭を殴られたような衝撃でした。
これは写真でしか表せない、
と思いました。

「写真の登場後、絵画は何を描くのか」
という問い
に慣れ親しんできたので

「写真の写すリアルとは何か」
という新たな問いと
その1つの明快な答えを見せられ
圧倒されてしまいました。

語ればキリが無いのですが

最後は1roomにあった
かつて地上に満ち
今は遠く失われた幸福感に溢れる
一枚をあげたいと思います。

Mellow Meadow 2012 榎本 雄一氏蔵
e0295455_20261975.jpg



これだけ写真を撮りましたが
やっぱりカタログを購入してしまいました。
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カタログだとスマホ写真より
画質も良いですし

ライアンとホンマ・タカシさんの
Eメール対談が載っていて
それもじっくり読みたかったのです。

ライアンのベクトルと
私のベクトルは
方向が噛み合わないかもしれないけれど

衝撃をくれた
写真の数々に
深く感謝します。


ライアンの今後に
注目したいと思います。
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by abby819lucky | 2016-07-09 23:19 | 東京オペラシティ アートギャラリー

サイモン・フジワラ ホワイト・デー

東京オペラシティ アートギャラリー
(新宿・初台)
2016.1.16〜3.27(日)
サイモン・フジワラ
ホワイト・デー

e0295455_00430287.jpg


HPはこちら
http://www.operacity.jp/ag/exh184/


本展は写真撮影可能。
HPにもほぼ全作品の画像があります。

何度も画像を手掛かりに
作品を反芻することが出来ます。

展示は22点。

思わぬ所に展示されている作品もあり
注意深さが必要です。笑。

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普段とは展示が逆回りなので
新鮮です。

その点も
『本質を問う』
作家の意図が含まれている
のかもしれないですね。

作品リストには
多くの作品のバックグラウンドが
書かれています。

これは作品の鑑賞に
大きな助けとなります。

なにやら
「読む」「見る」「考える」
が、セットになっていて
一点毎に違うストーリーに浸るような
感じです。

会場が無機質な
ホワイト・ボックスなため
思った以上に作品に集中出来るのは
これも作家の狙うところでしょうか。

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14.ビューティー・クイーン
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21.モネのサイン
などは床面にあるので
非常に足を乗せるのに躊躇しました。
こんなところで踏み絵の怖さを感じるなんて💦

会場内で
毛皮を剥ぐ作業が実演されていて
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会場自体が一種の生産ライン
という意図もあります。

「当たり前の裏側」
から本質を探る
サイモン・フジワラは
現代美術の若き旗手。
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12.ミラー・ステージ
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ここで自らのセクシャリティを
告白しているように
豊かさや幸福の欺瞞には
敏感に反応し
作品で追求を深めているように
思えました。
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とはいえ
解説にあるように
ここに答えはありません。
是も非もありません。
見えないもの
忘れていたものを
顕在化して問うことで
私たちの「いま」
を自覚させる

そんな刺激的で
ちょっと怖い展覧会でした。

お時間あれば
お楽しみいただきたいです。

こちらも
商業主義にどっぷり絡めて、笑
ホワイト・デーにちなんだ
割引もあるようです
↓↓↓
ホワイトデーのカップル割
3月12日[土]、13日[日]、14日[月]の3日間にカップルでご来場の方はおひとり分入場無料。
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【インフォメーション Information】
≪サイモン・フジワラ ホワイトデー
Simon Fujiwara White Day≫

○期 間:
2016年1月16日[土]─ 3月27日[日]
○会 場:
東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2] 
○開館時間:
11:00 ─ 19:00 (金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
○休館日:
月曜日(3月14日[月]、21日[月・休]は開館/3月22日[火]は振替休館)、2月14日[日](全館休館日)
○入場料:
一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)
*NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]との相互割引 詳細はこちら
*ホワイトデーのカップル割引あり
*同時開催「収蔵品展 054 寺田コレクションの陶」「project N 63 金子拓」の入場料を含む。
*収蔵品展入場券200円(割引は無し)もあり。
*( )内は15名以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。
*Arts友の会会員は無料。(会員証要呈示)
*割引の併用および払い戻しは不可。

お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:日本生命相互会社
助成:芸術文化振興基金、ifa
協力:TARO NASU
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☆とても面白い展覧会でした。作品のみではなく、ストーリーを理解しながら読み解いていくのも、新鮮でした。大きな世界史的観点と、作家の個人史が混合している点が気にはなりましたが、個人と社会は切り離せませんから、仕方ないと思います。個人の歩んだ道程なのか、それとも速すぎる時代の変化のせいか、はたまた洋の東西の精神文化の違いのせいか?なんとなく普遍的と思っていた良心の垣根を超えるような部分を感じて、それが未来に対する漠とした不安を抱かせています☆
by abby819lucky | 2016-03-02 23:41 | 東京オペラシティ アートギャラリー